1637年チューリップ・バブル
オランダで1637年に起こった世界最初のバブル経済事件である。オスマン・トルコから輸入されたチューリップの球根に人気が集中し、異常な高値がついた。その後価格は100分の1以下にまで下がり、オランダ諸都市は混乱に陥った。
1720年南海泡沫事件
1720年春から秋にかけてイギリスで起こった常軌を逸した投機ブームによる株価の急騰と暴落、およびそれに続く大混乱を指す。バブル経済の語源になった事件である。
1837年恐慌
1837年、米国の経済恐慌によって、銀行業が引き締めた。貴金属が欠けていたため、発行した通貨を現金に換えることはできず、再三に引き延ばさざるを得なかった。恐慌による経済不況は1843までに続いた。
1907年金融危機
1907年10月に米国金融危機が起こった。ニューヨークの約半分の銀行借款は高金利支払いの信託投資会社から担保にしてリスクの高い株式市場と債権に投資し、金融市場全体が投機状態に陥った。
1929年世界恐慌
1929年ウォール街で株価が大暴落したことに端を発した世界規模の恐慌である。
1987年ブラックマンデー
1987年悪化しつつある経済予期と中東情勢の緊迫さによって、ウォール街起こった史上最大規模の世界的株価の暴落。S&Pは20%下落した。