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北京週報>>特集>>斎藤文男氏のブログ  
◇親の背を見て中国語を学んだ娘姉妹◇

 

次女:坂口 恵(34)=別科修了・中国語言大学修了、日本語サポート指導=の報告

~中国との“縁は異なもの味なもの”~

まさか自分が日中学院に通うことになるとは、夢にも思わなかった。

私にとって中国は、わりと身近な存在だった。物心がついた時には、朝、小学校に行く支度の合間に、父の聴くラジオやテレビから流れる中国語講座の音を聞いていた。しかしその時は、自分までもが日中学院に通い中国語を学び、北京へ留学し、その後人生の中で中国語がとても重要な位置を占めるようになるとは思ってもいなかった。

日中学院に通い始めたのは2010年4月。数ある語学の中でなぜ中国語を選んだかといえば、やはり父と姉の影響が大きいと思う。私は中国語の音がとても好きだ。その流れるような歌のような発音は、聞いていてとても落ち着く。そしてわくわくする。きっとそれは、幼い頃からその音をよく耳にしていたというのが理由のひとつだろう。

忘れられない胡興智老師の言葉

忘れもしない日中学院での授業第一日目。胡興智老師が教室に入ってきて、いきなり早口で中国語を話し始めた。皆あぜんとして不安な顔で胡老師を見つめていた。すると胡老師は笑い出して、「びっくりしたでしょう!大丈夫!私は日本語を話すことができますよ!ははは」とおっしゃり、皆もようやく大笑い。クラスの緊張した空気が一気に柔らかくなったのを覚えている。そして、胡老師はいつも授業の時に「失敗を恐れてはいけません。わからないから勉強するのであり、間違えて当たり前なのです」と話された。私はそれまでの自分の勉強方法がまちがっていたということを知り、学ぶことがとても楽しくなった。

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