☆妻は、マイホームはどうなっているか…☆

≪１０年前のＳＥ君へ。君は手紙の中でいろいろ質問しています。結婚した妻はどのような人なのか。幸せに生活しているか。マイホームはどのようになっているか。知りたいことはたくさんあると思います。

１０年後の私からは確定的なことは何も言えません。気を抜いた生活をすれば、その結果はそのまま１０年後の君に表れます。目標や希望に向かって邁進すれば、それは必ず１０年後に実現します。どちらを選ぶかは１０年前の君次第です。私はここで、１０年後の君に会える日を静かに待っています。≫

☆水辺の部屋で、好きな人との生活を…☆

≪ＴＺさん。手紙では、水辺の近くにある部屋で、好きな人と一緒に生活しながら、鳥の鳴き声で目覚め、音楽を聴きながら料理を楽しみ、夕方には太陽が沈む光景を水面に映る残照で確かめる、そんな生活を想像しています。とても幸せそうな生活ですね。このような生活が１０年後に実現しているかどうかは、１０年前のあなた自身にかかっています。希望どおりの楽しい生活ができることを１０年後の私もそれを望んでいます。≫

☆公務員か民間会社がいいか、訊きたい☆

≪ＨＫさん。お手紙にありました「小さな困難」は、１０年後の現在、すでに解決しています。どんな困難や苦労でも、１０年後にはほとんど解決して「思い出」として残ります。困難に遭遇している「現在」は、苦しいかもしれませんが、その時は１０年後の未来に希望を託して困難を乗り越えてください。

安定した公務員がいいか、競争のある民間会社がいいか、１０年後の私に意見を聞きたいとのことですが、「今の私」の思っていることが正しいと思います。その判断は１０年後に正しいことがはっきりします。いつも１０年後に夢を持って、明るく楽しい人生を過ごしてください。≫