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北京週報>>特集>>斎藤文男氏のブログ  
◇日中で双方の美点を見つめ合おう◇
 

◇「普通の中国人の考えはどうなのか?」◇

久し振りに帰ってきたというので、東京・新宿で大学時代の仲間15人が集まった。「日中関係は国交回復以来最も悪くなっているというが、中国の一般の人たちは日本に対して一体どのように思っているのか。」「中国人の中で長年暮らしていて、何もトラブルはなかったのか。」「帰国報告の手紙では、学生や一般の人たちと仲良く楽しそうにやっているようだが、本当はどうなのか。」

書道団体の文化講演会が開催された東京国立近代美術館

仲間たちは新聞・テレビで報道される中国の出来事や、中国のマイナスイメージをことさら切り取った出版物の多い中で、今後の日中関係を心配して、中国の普通の人たちの様子を知りたがっていた。

同じような疑問や質問は、私の記者生活最後の勤務地となった埼玉県所沢市役所記者クラブの仲間からもあった。加盟している新聞・テレビの当時の記者仲間ら10人が12年ぶりに集まり、帰国歓迎会を開いてくれた。この会には当時の市役所課長や私鉄の広報担当者も駆けつけてくれた。

現役の記者を続けている人がほとんどで、日中関係の不仲や両国の市民感情で相互に9割の人たちが相手に「良くない印象を持っている」ことなどは認識していた。これらの情報は報道メディアから得たもので、「実際の中国の一般市民の生活や日本に対する感情はどのようなものなのか」「日本に届く中国報道の実態はどうなっているのか」など、メディアの報道以外の事実を知りたがっていた。真実を追求する記者感覚からすれば当然の疑問だと私は思った。

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