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北京週報>>特集>>斎藤文男氏のブログ  
◇ゆったり活き活き多民族社会・ハワイ◇
 

◇米政府が100年前の侵略を謝罪◇

この歌には古い思い出がある。高校時代聴いていた「百万人の英語」というラジオ講座で、鬼頭イツ子先生が「aloha until next wednesday」と毎回、講座の最後に話されていた。Alohaが英語のgoodbyeの意味であることは知っていたが、鬼頭先生の「aloha」には何か特別な感情がこもっていた。今回ハワイに行く前、鬼頭先生がハワイ出身であることを知った。女王は自分の代でハワイ王朝が終わることを悲しみ、ハワイの先住民に別れを告げ、いつの日か復興を願って「アロハオエ」を作ったのではないかと思う。鬼頭先生もその意味を込めて、「来週の水曜日にまた会いましょう」と毎回、言われたのではないかと、イオラニ宮殿を参観して考えた。

ハワイ王国が崩壊してから100年目の1993年、米国議会は、先住民の自己決定の権利を侵害したことを謝罪する決議を行った。この決議にクリントン大統領が署名して正式に発行している。100年前の先住民族への侵略行為に対して、米国政府が正式に謝罪したのである。イオラニ宮殿の展示内容や説明が、侵略者、被侵略者の立場をあまり強調していないように思えたのは、この謝罪が先住民族の心に影響を与えたのだろうと感じた。

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