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北京週報>>特集>>斎藤文男氏のブログ  
「大学を卒業してから気がついたこと」《下》
 

◇イメージに左右されない相互理解を◇

学部生4年間と大学院生3年間の7年間、南京大学に在籍したあと、日本の大学院に進学したO・Sさん(女性)は、日本で1年間生活し、《日本と中国の人々は、生活感覚と歴史体験が異なることを、この身で初めて感じた。》

日本のテレビは毎年8月15日前後は、戦争を反映する映像が流される。このことは日本人の戦争観あるいは歴史観を強化しているという。

《つまり第二次世界大戦は、日本人にとって米国との戦いであったという歴史観を強め、中国では抗日戦争を反映する映像がたくさん放映される。日本人の対米戦争観と中国人の抗日戦争観は、それぞれの国のメディア放送によって強化されているように思われる。》

だから、新聞や本、テレビなどによる情報だけでなく、日本人、中国人は同じ人間同士として、生活レベルでお互いの感覚を感じ取って、相互の立場を考えることが必要なことを訴えていた。O・Sさんは日本で報道されている中国関係のニュースや出版書物の中で、イメージに左右されない相互理解の必要性を感じたのだろう。

4年生最後の授業の教室で記念写真(2009年4月)

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