習近平国家主席は10日、国賓として中国を訪問中のギニアビサウのエンバロ大統領と北京の人民大会堂で会談した。両国首脳は、中国とギニアビサウの関係を戦略的パートナーシップに格上げすることで一致した。新華社が伝えた。

習主席は「近年、両国関係は絶えず深まり、政治的相互信頼はさらに揺るぎないものになり、実務協力はさらに広範になり、国際的協調はさらに緊密化している。中国はギニアビサウが自国の国情に合った発展の道を自ら探ることを支持しており、ギニアビサウと伝統的友好関係を継承し、政治的相互信頼を強化し、実務協力を開拓し、両国関係を絶えず拡充し、ギニアビサウの国家発展のより良い実現に助力することを望んでいる」と表明。

「今秋、次回の中国・アフリカ協力フォーラム首脳会議が北京で開催される。中国はギニアビサウなどアフリカ各国と共に、平和共存五原則を発揚し、共に新時代における中国・アフリカ協力の大計を話し合い、発展途上国の共通利益と国際的な公平・正義を守り、手を携えて高水準の中国アフリカ運命共同体を構築し、人類運命共同体の構築を後押しすることを望んでいる」と強調した。

エンバロ大統領は「ギニアビサウは、アフリカ大陸の発展に中国が果たしてきた重要な役割と積極的な貢献を高く評価しており、中国による次回の中国・アフリカ協力フォーラム首脳会議の開催を積極的に支持している」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年7月11日