李強総理は17日午前、キャンベラのオーストラリア国会議事堂でオーストラリアのアルバニージー首相と第9回中豪首相会談を行った。新華社が伝えた。

李総理は「中豪関係の本質的特徴は互恵・ウィンウィンであり、中豪の発展は互いにとって挑戦ではなくチャンスだ。中国はオーストラリアと包括的な戦略的パートナーシップという位置づけを堅持し、中豪戦略経済対話などのメカニズムを活用し、貿易を不断に拡大し、新エネルギー車、再生可能エネルギー発電などの分野で協力を積極的に拡大し、地方、文化観光などの交流と協力を強化することを望んでいる。オーストラリアが中国企業に公平で公正かつ差別のないビジネス環境を提供し、双方間の人的往来の利便性をさらに高めることを希望する。中国はオーストラリアと地域・国際レベルで協調と協力を強化し、この地域の平和・安定の観点から、陣営対立や『新冷戦』に反対し、開放・包摂、共同発展を堅持し、連携して地域経済の統合を推進し、開放型世界経済を構築することを望んでいる」と表明した。

アルバニージー首相は「オーストラリアは中国と対話や意思疎通を保ち、豪中の包括的な戦略的パートナーシップ構築10周年記念を契機に、経済・貿易、エネルギー、環境保護、気候変動対策、人的・文化的分野などで協力を深め、両国の立法機関の交流を強化し、二国間関係を意見の相違によって定義せず、豪中関係の持続的な改善と発展を推進することを望んでいる」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年6月18日