習近平中共中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）は12日午後に江西省南昌市で長江経済ベルトの質の高い発展のさらなる推進に関する座談会を招集し、重要談話を発表した。新華社が伝えた。

習総書記は「新たな発展理念を完全、正確、全面的に貫徹し、保護の強化と乱開発の阻止を堅持し、環境優先とグリーン発展を堅持し、科学技術革新が先導する形で生態環境保護と経済・社会発展を統合的に推進し、政策面の連携と取り組み面の連携を強化し、長江経済ベルトの質の高い発展をさらに推進して、中国式現代化をよりよく支え、これに寄与する必要がある」と強調。

さらに、「長期的に見ると、長江経済ベルトの質の高い発展の推進は、長江流域の質の高い生態環境に根本的に依存している。イノベーションが先導する形の発展を堅持し、長江経済ベルトの科学研究や人材面の優位性を発展の優位性に転化し、積極的に発展の新たな分野と道を切り開き、新たな原動力と優位性を形成する必要がある。東西を貫き、南北を結び、河沿いに海へと達する長江経済ベルトの独特な優位性をよりよく発揮し、国内市場と国際市場をよりよく結びつけ、二種類の資源を活用することで、国内大循環の内生的原動力と信頼性を高め、国際循環に対する吸引力と推進力を高め、新たな発展構造の構築を戦略的に支える必要がある。そして地域間の連携と流通の強化を重点として堅持する必要がある。長江沿いの各省・直轄市は、省間協議、生態環境の共同管理、全域の共同建設、発展の共有を堅持し、地域の交通の相互連結性、政策の統一性、規則の一致性、実施の連携性を強化し、生態共同体及び利益共同体の構築を着実に推し進め、地域の協調ある発展を促進する必要がある」とした。（編集NA）