李克強総理は28日、国務院常務会議を開き、現在の経済・社会発展の取り組みを引き続きしっかりと行い、経済運営が年初に着実に回復するよう後押しすること、春の耕作に向けた準備作業を手配してしっかりと行い、食糧の豊作と重要な農産品の安定供給のためにしっかりとした基礎を固めることを求めた。また、消費回復の加速と対外貿易・投資の安定維持を後押しし、経済に対する牽引力を増強するよう求めた。新華社が伝えた。

会議では、「現在、経済は引き続き回復し、上向く傾向を示している」と指摘。「中共中央と国務院の政策方針を貫徹し、中央経済政策会議の精神を実行に移し、成長・雇用・物価の安定に力を注ぎ、経済運営が合理的な範囲内で行われるようにする必要がある。『2つのいささかも揺るがず（いささかも揺るがず公有制経済を強化し、発展させ、いささかも揺るがず非公有制経済の発展を奨励・支持・指導すること）』を堅持し、法に基づいて民営企業の権利・利益を保護し、市場化され、法治化され、国際化されたビジネス環境を引き続き整える。プラットフォーム経済が引き続き健全に発展するよう支援する。企業が春節（旧正月、今年は1月22日）にともなう連休後に迅速に生産・営業を回復させられるよう後押しし、出稼ぎ労働者が帰省先から職場に復帰するためのサポートをしっかりと行う。上から下までが共に努力し、経済運営が回復し上向く傾向を確固たるものとし、さらに広げていく」とした。（編集AK）

「人民網日本語版」2023年1月29日