７月１６日、習近平国家主席はテレビ会議形式で開催されたアジア太平洋経済協力（ＡＰＥＣ）非公式首脳会議に北京から出席し、講話を発表した。習主席は「１日も早く新型コロナウイルス感染症に打ち勝ち、経済成長を回復させることは、ＡＰＥＣの各メンバーにとって現在の最重要任務だ」と強調した。ここでは習主席が２０２０年以降に発表したアジア太平洋協力に関する言葉を選りすぐってお届けする。

１、アジア太平洋はグローバル経済の成長における重要なエンジンである。１日も早く新型コロナウイルス感染症に打ち勝ち、経済成長を回復させることは、ＡＰＥＣの各メンバーにとって現在の最重要任務だ。（２０２１年７月１６日）

２、新型コロナウイルス感染症はわれわれが地球村に暮らし、各国は苦楽や運命を共にする者同士であることを再び証明した。（２０２１年７月１６日）

３、中国は一貫してワクチンの国際協力を深化させ、発展途上国におけるワクチンのアクセシビリティとアフォーダビリティを確保し、ワクチンを世界の公共財とするよう主張している。（２０２１年７月１６日）

４、われわれは壁を築くのではなく取り除き、隔絶ではなく開放し、デカップリングではなく融合すべきであり、経済のグローバル化がより開放、包摂、普遍的恩恵、均衡、ウィンウィンに向かって発展するよう導く必要がある。（２０２１年７月１６日）

５、われわれは地域経済の一体化を引き続き推進し、アジア太平洋自由貿易圏を１日も早く築き上げるべきだ。（２０２０年１１月２０日）

６、アジア太平洋の経済協力はゼロサムゲームや勝つか負けるかの政治的ゲームではなく、相互補完と互恵・ウィンウィンのための発展のプラットフォームだ。（２０２０年１１月２０日）

「ソース：新華網」

「北京週報日本語版」2021年7月19日