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米国の人権侵害5つの大罪(一)
植民地主義、アメリカ先住民インディアンに対する無残な大量殺戮
  ·   2021-05-07  ·  ソース:人民網
タグ: 人権;米国;政治
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1924年になって、アメリカ先住民はようやく公民権を獲得することができた。しかし1957年まで、一部の州では引き続きアメリカ先住民の参政権が認められなかった。多くの先住民保留地は米国全体の経済発展とは断絶しており、先住民は米国の最貧困層の1つになった。米サウスダコタ州にある「パインリッジ・インディアン保護区の友」や「記憶の復刻」といった米国の先住民保護に関する2つのサイトのデータによると、パインリッジ・インディアン保護区とサウスダコタ州に暮らす人々の97%は生活水準が米連邦政府の貧困ラインを下回っている。2005年の米内務省の報告は、アメリカ先住民の失業率が89%に上ることを明らかにした。

自分たちの土地の中で発言権を得ること、これはかつては夢や幻だったが、今日では妄想になってしまった。2016年、ダコタ・アクセス・パイプラインの建造が認可を得た。現地の先住民のスタンディングロック・スー族は、このパイプラインは彼らの主要な飲料水の水源に危険をもたらすだけでなく、神聖な部族である彼らに対する侵犯行為でもあると見なしている。しかし彼らが数え切れないほど行なった抗議はすべて徒労に終わった。2021年4月9日のCNNの報道によると、バイデン政権がこのパイプラインを閉鎖することはないだろうとしている。

200年にわたり、米国の植民者たちはアメリカ先住民の白骨を踏みつけて、世界で最も発達した資本主義経済体を構築してきた。200年後の今、アメリカ先住民はこの大陸の中で引き続き発言権を得られずにいる。アメリカ先住民の歴史の悲劇は、米国式人権観の「真の意味」を絶えず明らかにしてくれるだろう。それは自分たちの飽くなき欲望を満足させるために、他人から奪い取り他人の人権を侵害するということだ。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年5月6日

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