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習近平国家主席「『ポストコロナ時代』の中国EU関係の一層着実な成熟を推進」
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· 2020-06-23 · ソース:人民網 |
タグ: EU;世界経済;政治 | 印刷 |
習近平国家主席は22日夜に北京でテレビ会議形式でミシェルEU大統領、フォンデアライエン欧州委員長と会談し、次のように述べた。新華社が伝えた。
新型コロナウイルス感染症の発生以来、中国とEUは互いに支持し合い、助け合ってきた。中国側はEU側と手を携えて努力し、「ポストコロナ時代」の中国EU関係が一層着実に成熟し、一段と高い水準へと踏み出す後押しをしたい。
感染症による打撃を受ける中、現在世界は深く変化し、さらに多くの不安定化要素、不確定要素に直面している。私は以前、危機の中で新たな機会を培い、変動する情勢の中で新たな局面を切り開く必要性を示した。これは中国とEUの関係にも当てはまる。世界の二大パワー、二大市場、二大文明である中国とEUが何を主張し、何に反対し、何で協力するかには世界的意義がある。
中国とEUは世界の平和と安定を守る二大パワーである必要がある。中国側はEU側と重大な問題について意見交換することを望んでいる。EUは団結・安定・開放・繁栄の方向へと前進し続けるものと信じる。EU側が世界の平和と安定のために建設的貢献をすることを歓迎する。EU側と戦略面の協力を強化し、グローバルな試練に共同で対処したい。
中国とEUは世界の発展と繁栄を後押しする二大市場である必要がある。中国とEUという二大エコノミーは世界経済の「2つのエンジン」としての役割を発揮し、世界経済の回復を牽引し、科学的で段階的な企業活動の再開を共に支持し、マクロ経済政策の協調を強化し、安定した滞りのない世界の産業チェーンとサプライチェーンを維持すべきだ。双方は市場の相互開放を継続し、中国EU投資協定交渉の推進を加速し、エコ及びデジタル分野の協力を強化し、グリーン発展パートナーシップを構築する必要がある。双方は対アフリカ三者協力を強化する必要がある。
中国とEUは多国間主義を堅持し、グローバル・ガバナンスを整備する二大文明である必要がある。国際情勢がどのように変化しようとも、中国は多国間主義の側に立ち、「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」というグローバル・ガバナンス観を堅持する。中国側はEUが多国間主義を断固として守り、感染症との闘いにおける国際協力に参加するとともに、世界保健機関(WHO)など国際機関への投入を拡大していることを称賛する。EU側と重大な国際・地域問題について調整と協力を強化し、グローバル・ヘルス・ガバナンスについて対話と協力を強化し、人類衛生健康共同体の構築を後押ししたい。
私はミシェルEU大統領、フォンデアライエン欧州委員長と緊密な意思疎通を継続し、中国EU関係を新たな段階へと押し上げたい。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年6月23日
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