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奮闘で創り上げたこの世の奇跡
  ·   2019-09-30  ·  ソース:人民網
タグ: 中華人民共和国成立70周年;改革開放;政治
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中国の奇跡を読み解くには、社会主義を読み解く必要があり、中国共産党が把握する社会主義建設の法則を読み解く必要がある。

かつて、ある国の駐中国大使は中国の印象について、「中国には欧州とほぼ変わらぬ人口3億人ほどの都市があり、アフリカとほぼ変わらぬ人口8億人ほどの農村がある。つまり欧州にアフリカを足した国、それが中国だ」と語ったことがある。確かに中国はその国情に立脚した創造的な「社会主義初期段階論」を打ちたてることで、基本的な国情をしっかりと把握し、実情に最大限しっかり立脚し、共産党の初期段階における基本路線を党と国の生命線、人々の幸福への道とすることを強調してきた。

1949年から2018年まで、中国人の1人あたりの平均可処分所得は59.2倍まで増え、1人あたりの平均余命は35歳から77歳まで延び、人々の暮らしには天地を覆すような変化が生じ、「人民至上」の価値と理念のために、生き生きとして思いやりに溢れた注釈が加えられてきた。新中国の発展が独自の特色ある「中国の道」を切り拓いたとするならば、70年間にわたる一貫した発展の目標と改善され続けた民生は世界に対して、よりはっきりと「中国の価値」を示したと言え、これはまた社会主義の価値でもあると言えよう。

70年間にわたり、中国の特色ある社会主義による国家制度は、党の指導者の優位性と人々の自主性における優位性、全面的に法に依ったガバナンスの優位性、民生集中制の実施による優位性を堅持し保証するとともに、その強大な生命力と大いなる優位性を示してきた。

2019年8月、深センに建設される中国の特色ある社会主義先行モデル地区を支持するニュースが人々の注目を集めた。かつての特区は現在モデル地区となっており、深センの発展の変遷はまさに中国の奇跡における一つの縮図と言える。中国のような大国が現代化を実現させた先例はこれまでになく、必ずや新たな道、中国自身の道を歩まなければならなかった。中国の奇跡を読み解くには、中国の道を読み解く必要があり、中国が把握する人類社会発展の法則を読み解く必要がある。

百年ほど昔、中国の立ち遅れは道具、制度、観念の3つの面における立ち遅れにあると述べた人物がいた。現在、世界の工場から世界の市場へ、そして世界のプラットフォームへと中国の発展はますます大きな「拡散効果」を放つようになっている。そして中国の発展を支える中国の理念は、人類の発展の原動力を掘り起こすものとして大いなる期待が寄せられている。現在、中国共産党の三つの大きな法則(共産党執政の法則、社会主義建設の法則、人類社会発展の法則)に対する認識と把握、運用はすでに新たな境地へとその歩みを進めている。米国人学者がまとめた書籍「習近平復興中国(XiJinping’s China Renaissance)」の中で、習近平総書記は中国における執政党ガバナンス、国家ガバナンス、グローバル・ガバナンスという三大ガバナンスを今まさに指導しているとしている。

中国の大地において現れ続けている新たな奇跡の数々は、かつて「歴史の終わり」を断言した人々にまで「その見方の修正」を促し始めているほどだ。様々な国際会議において、中国の発言は注目を集め、中国の発展モデルは議題の中心となっている。2016年、「南南協力・発展学院」の特別学院における学習の際、モザンビーク経済財務省の顧問は、「私は中国の発展モデルを学びたいと考えており、モザンビークに適した発展の道を探したい」と話した。1979年における中国の1人あたりの平均所得は、サハラ砂漠以南のアフリカの国々の3分の1にも満たなかったからだ。現在、アフリカの多くの国々が中国に学び、自らの「モデル」を生み出している。

中華民族の偉大なる復興は、総合的な国力の向上だけでなく、豊かな内包を含めた「文明の台頭」でもある。今日、反グローバル化や保護主義、ポピュリズムといった思想の傾向に対し、中国は、「世界経済の大海は一つ一つ孤立した小さな湖や小さな流れに立ち戻ることは不可能だ」と固く信じている。中国の奇跡は、今まさに経済グローバル化が、「不可逆的な歴史の大きな流れ」であり、平和と発展は、「全人類の共通の望み」であり、手をとり合って人類運命共同体を建設することこそ、人類が光に満ちた素晴らしい未来を手にすることができる方法であることを指し示している。そしてこうした法則に対する認識は人類社会にとって極めて大きな意義をもっている。

歴史を振り返ってみても、中国共産党は最も開放的な意識を備え、開放的な思いを胸に抱いた政党であることがわかる。改革開放以来、中国は世界各国の人々が創造した優れた文明の成果を積極的に学び、参考にし、中国の実情に結び付けて運用してきた。未来に向けて、人類を進歩させるための事業に志を抱き、奮闘する中国共産党は、引き続き中国の発展が世界にさらに多くのチャンスを創造し続け、中国の実践を通じて、人類社会発展の法則を探究しつつ、世界と共有し続けることで、人類のために新たな、より大きな貢献をしていくという崇高な使命を、よりしっかりと担っていくつもりだ。

2018年10月に習近平総書記が広東省を視察した際、現在の中国共産党の盤石とした信仰と信念、決心を再び世界に向けて宣言し、新中国の奮闘の道における遠大な理想について、「第18回党大会後に初めて視察する場所は深センであり、改革開放40周年を迎えた現在再びここを訪れたのは、世界に向けて、中国の改革は止まることなく、開放の歩みは止まることなく、中国は必ずや世界が目を見張るような新たなより大きな奇跡を起こすだろう」と述べた。(編集TG、AK 

「人民網日本語版」2019年9月29日

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