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新時代に波をかき分け進む中朝関係
鄭継永  ·   2019-06-20  ·  ソース:北京週報
タグ: 中朝関係;朝鮮;政治
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今年は中朝国交樹立70周年だ。この歴史的な時期に、金正恩朝鮮労働党委員長・国務委員会委員長の招待に応じて、習近平中国共産党中央総書記・国家主席は6月20~21日に朝鮮を公式訪問する。出発前、習総書記は朝鮮の「労働新聞」などの主要メディアで発表した署名文章で、この度の公式訪問に対し「友好を伝え、新たな章を綴る」という願いを抱いていると表明した。

長年、中朝両党の力強い指導の下、外からの侵略に共に対抗し、国家独立と民族解放を勝ち取る戦いの中であろうが、社会主義革命と建設の事業を進める中であろうが、両国民は互いに信頼し合い、サポートし合い、助け合い厚い友情を育んできた。朝鮮建国後の祖国解放戦争においては、中国は新中国が成立して1年足らずという困難にあっても、中国人民志願軍を派遣し鴨緑江を渡り「米国に抵抗し朝鮮を援助し、国を防衛」し、数十万人の傷病者と犠牲者によって中国と朝鮮の社会主義制度を守り、国際社会から敬意を払われることとなった。またその後の社会主義を建設していくプロセスにおいて、中朝両国は互いに支え合い、助け合い、国際社会が移り変わっていく中での困難を共に経験した。中朝の代々の指導者は一貫して密接な関係を保ち続け、昔から育まれてきた中朝の友好を伝え、両国民に幸せをもたらすために、深いコミュニケーションを取り誠実な協力を行い、国際関係史上に輝かしいページを加えた。

国は互いに隣人を選べない。隣り合う中朝両国は、文化は似通い、心が通じ合い、苦楽を共にし、自然と運命共同体となった。金委員長の的確な方策と関連する各方面の共同の努力により、朝鮮半島平和交渉の流れが形成され、朝鮮半島問題の政治的解決は得難い歴史的チャンスを迎え、国際社会から普遍的に認められ期待されていることを、良き隣人として中国は喜ばしく感じている。国際情勢がどのように変化しようとも、中国共産党と政府の中朝友好協力関係を断固として発展させるという確固たる立場は変化しておらず、今後も変わることはない。金委員長が朝鮮労働党と国民を率いて新たな戦略路線を徹底的に実行し、経済発展と民生の改善に力を入れ、朝鮮の社会主義建設における新たな大きな成果の獲得を後押しすることを、中国側は支持し続ける。

習総書記と金委員長の指導と推進の下、70年の輝かしい道を歩んできた中朝関係は新たな歴史的出発点に立っており、新たな活力が現れている。中朝の戦略的意思疎通は常態化と制度化に向かっている。文化的交流においては、中朝両国は一貫して安定した状態を保ち続け、両国民間の友好交流は日々拡大しており、教育、文化、スポーツ、観光、青年、地方、民生など各分野での交流・協力は拡大し続けている。2018年3月から1年足らずの間に、習総書記と金委員長は4度も会見し、中朝関係や朝鮮半島情勢などについて踏み込んだ意見交換をし、一連の重要な共通認識に至り、中朝関係に新たな章を開いた。

中朝両国と両国民は苦難の中を歩んできており、国際情勢がどのように変化しようとも、両党・両国・両国民は昔から育まれてきた中朝の友好をしっかりと伝え、発揚していく。まさに習総書記も「我々は朝鮮の同志と共に、伝統を継承し、未来に向かい、中朝関係が新たな時代に波をかきわけ進むことを推進することを望んでいる」と指摘している。中朝は先人の輝かしい伝統を継承し、時代の発展のニーズと両国民の共通の願いに合わせて、新たな章を綴り、両国関係が新たな時代に新たな発展を遂げることを推し進め、両国民に更に大きな幸せをもたらし、地域ひいては世界の平和・安定・繁栄を促進する自信と能力を持っている。

(鄭継永 復旦大学朝鮮韓国研究センター主任)

「北京週報日本語版」2019年6月20日

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