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習近平総書記「文明の交流・相互参考は人類文明の進歩と世界の平和的発展を推進する重要な原動力である」
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· 2019-05-06 · ソース:北京週報 |
タグ: 文明;中華民族;政治 | 印刷 |
習近平中国共産党中央総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は最近、雑誌『求是』において「文明の交流・相互参考は人類文明の進歩と世界の平和的発展を推進する重要な原動力である」とする重要な文章を発表した。
文章は文明の交流・相互参考に関する見解と主張を全面的かつ深く論述しており、異なる文明間の相互尊重と調和的な共存を推進し、文明の交流・相互参考を世界各国の人々の友情を繋ぐ架け橋、人類社会の進歩を推進する原動力、世界の平和を守る絆とすべきであると強調し、次のように指摘した。
文明は交流によって多彩になり、文明は相互参考によって豊かになる。文明の交流・相互参考は人類文明の進歩と世界の平和的発展を推進する重要な原動力である。文明の交流・相互参考を推進するには、正しい姿勢と原則にのっとる必要がある。第一に、文明は多彩なものであり、人類文明は多様であるからこそ交流・相互参考の価値がある。人類は長い歴史の流れの中で、多彩な文明を創造し発展させてきた。文明の交流・相互参考を推進すれば、人類文明の色彩は豊かにすることができ、各国の人々はより内容のある豊かな精神生活を享受し、より選択肢のある未来を切り開くことができるようになる。第二に、文明は平等なものであり、人類文明は平等であるからこそ交流・相互参考の前提となる。さまざまな人類文明はどれもそれぞれ優れたところがあり、文明には高低や優劣の違いはない。さまざまな文明の真諦を理解するには、必ず平等で謙虚な態度で接しなければならない。傲慢と偏見は文明の交流・相互参考にとって最大の障害である。第三に、文明には包容力があり、人類文明は包容力があるからこそ交流・相互参考の原動力を持ち得る。交流・相互参考によってのみ、文明は生命力に満ちうる。包容力のある精神をもってすれば、「文明の衝突」といったものがなくなり、文明の調和を実現し得る。
中華文明は5000年以上に渡る歴史の変遷を経てきたが、終始脈々と受け継がれ、中華民族の最深層の精神的追求を積み重ね、中華民族の独特な精神的シンボルとして、中華民族が生きながらえて、大きく発展するために豊かな養分を注いできた。中華文明は中国の大地に誕生した文明であると同時に、他の文明とのたゆまぬ交流・相互参考によって形成された文明でもある。
現代世界で、人類は異なる文化、人種、皮膚の色、宗教と異なる社会制度からなる世界で暮らしており、各国の人々は「あなたあっての私、私あってのあなた」という運命共同体を形成している。異なる文明に対して、我々は天空よりもより広い度量が必要である。我々は異なる文明の中から英知を探りあて、養分を汲み取り、人々に精神的な支えと心の慰めを提供し、手を携えて人類が共に直面しているさまざまな試練を解決していかねばならない。
文章はまた次のように強調した。中国の人々はいま中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現のために奮闘している。中国の夢の実現とは、物質文明と精神文明が同時に進む発展の過程だ。中国の人々は時代の新たな進歩に照らし合わせて、中華文明の創造的転化と革新的発展を推進し、中華文明を世界各国の人々が創造した多種多様な文明と共にし、人類に正しい精神的導きと大きな精神的原動力をもたらすだろう。
「北京週報日本語版」2019年5月6日
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