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美しいふるさとを築くことは人類共通の夢
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· 2019-05-03 · ソース:人民網 |
タグ: 園芸博覧会;北京;政治 | 印刷 |
雄大な長城の麓、美しい嬀水河の畔に110の国と国際組織、120人余りの民間出展者が集まり、「中国北京世界園芸博覧会2019」の大きな幕を共に開いた。昆明世界園芸博覧会、上海万博、第1回中国国際輸入博覧会に続き中国の開催する最高レベル、最大規模の国際的博覧会だ。世界園芸界の「オリンピック」であるこの盛大な博覧会は、「エコライフ、美しいふるさと」をテーマとしており、「自然を尊重し、自然に融け込み、素晴らしい生活を追求する」ことを人々に提唱する狙いがある。活力に満ちた盛大な国際的博覧会、園芸分野の国際交流・協力の新たな場となるに違いない。(文:人民日報論説員)
習近平国家主席は北京世界園芸博覧会の開幕式で重要談話を発表。エコ文明の建設、美しい中国の建設の理念と実践を深く明らかにし、エコ文明の建設が人類の未来の発展に関わることを深く明らかにし、共にエコ文明の基礎を築き、共に「グリーン発展」の道を歩むことについて5つの主張を明確にした。深遠な思想と視野に基づく習主席の重要談話は、会場の来賓の熱烈な反響を巻き起こし、国際社会から幅広く注目された。
環境が興れば文明が興り、環境が衰えれば文明が衰える。生態環境は人類の生存と発展の根幹であり、生態環境の変化は文明の盛衰と遷移に直接的影響を与える。人類が工業文明の時代に入って以降、旧型の工業化の急激な発展は巨大な物質的富を創造すると同時に、自然資源の強奪も加速し、地球の生態系本来の循環と均衡を破り、人と自然との関係に緊張をもたらした。まさに歴史の経験と教訓を深く総括して、習主席は「『鶏を殺して卵を取り、池を干して魚を捕る』発展方式は限界に達している。自然に順応し、環境を保護する『グリーン発展』が未来を明示している」と明確に指摘したのだ。人と自然との調和を追求して初めて、子々孫々が豊富な物質的富を享受すると同時に、星空を仰ぎ、青々とした山を目にし、花の香りを楽しめるようにすることができる。
今日、中国の生態環境保護には歴史的、転換的、全局的変化が生じている。エコ文明の理念は日増しに人々の心に浸透し、中国の人々はエコ文明の建設、美しい中国の建設に共同で尽力している。まさにこうした大勢の中、「園芸を自然に溶け込ませ、自然の魂を感動させる」をコンセプトとし、「世界園芸の新境地、エコ文明の新モデル」を目標とする北京世界園芸博覧会は、中国がエコ文明建設の成果を世界に示し、エコ産業の国際交流・協力を促進する重要な場となり、グリーン発展の理念を発揚し、経済成長パターンと人々のライフスタイルの転換を後押しする重要な契機となる。これは「美しい中国」建設の生き生きとした実践でもある。
美しいふるさとを築くことは人類共通の夢だ。生態環境保護と気候変動対策には世界各国が同舟相救い、共に努力することが必要であり、部外者を決め込み、他国のことを顧みず自国のことばかり考えて良い国はどこにもない。世界のエコ文明建設の重要な参加者、貢献者、先導者である中国は、自然をあがめ尊ぶ、グリーン発展のエコシステムの構築加速を主張し、エコ文明の理念と実践が「一帯一路」沿線各国の人々に幸福をもたらすよう尽力している。「一帯一路」共同建設は開放的発展の道を建設しようとするものであると同時に、グリーン発展の道でもなければならない。これは先日成功裏に開催された第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの参加各者が形成した重要な共通認識だ。
北京世界園芸博覧会の開催を契機に、グリーン発展の理念を世界の隅々にまで伝え、エコ文明の建設に共同で尽力し、バトンを次々に伝えていくことで、われわれは全人類の生存がかかる唯一のふるさとである地球を、さらに美しいものにすることが必ずできる。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年4月30日
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