五・四運動１００周年記念大会が４月３０日午前、北京の人民大会堂で開催された。習近平中国共産党中央総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は大会に出席し、重要講話を発表した。

習近平総書記は講話の中で、「五・四運動は民族が危機に直面した際に勃発し、先進的な思想を持った青年知識人を先頭として、多くの民衆が参加した徹底的な反帝国主義、反封建主義の偉大な愛国革命運動であり、民族を存亡の危機から救い、民族の尊厳を断固として守り、民族の力を結集させるために中国人民が巻き起こした偉大な社会革命運動である」と指摘した。 

習近平総書記は、「今現在、中国共産党の指導の下、我々は中国の特色ある社会主義の道を切り開き、中国の特色ある社会主義の理論体系を作り上げ、中国の特色ある社会主義制度を打ち立て、中国の特色ある社会主義の文化を発展させ、中国の特色ある社会主義が新時代に入ることを推し進めた」と強調した。

さらに、習近平総書記は現代の青年に言葉を寄せ、「新時代の中国青年は五・四運動の精神を引き続き発揚し、中華民族の偉大な復興の実現を自らの責務とすべきである」と述べた。そして、講話の中で習近平総書記は、新時代の中国青年は遠大な理想を打ち立てるべきであること、新時代の中国青年は偉大な祖国を愛すべきこと、新時代の中国青年は時代の責務を担うべきこと、新時代の中国青年は果敢に努力・奮闘すべきこと、新時代の中国青年は試練に耐えうる能力を身に着けるべきこと、新時代の中国青年は人格・道徳心を磨くべきことという６点を強調した。 

「北京週報日本語版」2019年4月30日