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国務院新聞弁公室が「西蔵民主改革60年」白書発表
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· 2019-03-28 · ソース:人民網 |
タグ: 西蔵;民主改革;政治 | 印刷 |
中国国務院新聞弁公室は27日、「西蔵民主改革60年」白書(以下、「白書」)を発表した。新華社が伝えた。
白書は、「前書き」から始まり、「封建農奴制度の暗黒時代」、「阻むことのできない歴史の流れ」、「封建農奴制度の撤廃」、「人民を主とする制度の実現」、「生産力の解放と発展」、「各事業の発展の推進」、「生態文明建設の強化」、「信教の自由の保障」、「民族平等団結の促進」、「新時代に入る西蔵の発展」、「あとがき」といった内容がまとめられている。
また白書は、2019年は西蔵民主改革60周年の年にあたり、この民主改革は西蔵の歴史において、もっとも偉大で、最も深みのある社会変革だと指摘。民主改革を経て、西蔵は封建農奴制度という暗黒の時代から、まったく新しい社会制度を築き上げ、人民の解放を実現したばかりでなく、人民を国と社会の「主人」に据え、様々な権利をしっかり保障する制度を整えたとしている。
さらに白書は60年間にわたって創造してきた素晴らしい成果を挙げ、民主改革が西蔵に明るい発展の未来図を描きあげたと指摘。中央政府と中国全土の人民による多大な支持の下、西蔵各民族の人民は進取の精神で、粘り強く努力し、素晴らしい故郷を建設しただけでなく、貧困と立ち遅れていたかつての西蔵を、発展し繁栄した経済と全面的に進歩した社会、優れた生態環境を備え、人々が幸福に暮らすことができる新しい西蔵へと生まれ変わらせたとしている。
そして白書は、60年間にわたる団結と進歩についても触れている。民主改革を通じて、西蔵各民族の人民は中国全土の人民と共に、心を一つにして同じ目標に向かって、共に努力し、平等で、団結し、互いに助け合い、調和のとれた民族関係を築き上げてきた。国の統一を擁護し、分裂に反対する中で、西蔵各民族の人民は党中央の下にしっかりと団結し、様々な困難とリスクという試練に耐え、中華民族共同体という意識をしっかりと作り上げてきた。
白書は現在、「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想」の指導の下、西蔵各民族の人民は中国全土の人民と共に、より幸福で素晴らしい暮らしを創造し、中華民族の偉大な復興を実現するために力を尽くすとしている。そして、新時代の中国の特色ある社会主義を建設する事業はその帆を掲げて漕ぎ出し、西蔵にはより輝かしい未来が訪れることになるだろうとした。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年3月28日
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