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王毅外交部長、中国とEUの「10大共通認識」を語る
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· 2019-03-20 · ソース:人民網 |
タグ: EU;多国間主義;政治 | 印刷 |
王毅国務委員兼外交部長(外相)は現地時間18日、モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表と第9回中国EUハイレベル戦略対話を行った。その後の共同記者会見で両外相は「中国とEUは包括的な戦略的パートナーであり、中国EU間の協力と競争をどう受け止めるかが各者の注目する焦点となっている。今回のハイレベル戦略対話で双方は、中国とEUは協力が競争を遥かに上回り、共通認識も溝より遥かに多いとの見解で一致した」とした。中国新聞社が伝えた。
王部長は中国EU間の重要な共通認識として以下を挙げた。
(1)多国間主義を支持し、一方的行動に反対。
(2)国連が国際問題で主導的役割を発揮し、国連憲章の趣旨を基礎とする国際関係の基本準則を維持することを支持。
(3)開放型世界経済の構築を支持し、保護主義に反対。
(4)ルールを基礎とする多角的貿易体制、世界貿易機関(WTO)の改革と強化を支持。
(5)様々な紛争問題や地域のもめ事の平和的手段による、対話と協議を通じた解決を支持。
(6)国際協力を強化し、気候変動などグローバルな試練に対処することを支持。
(7)国際的不拡散体制を堅守し、世界の戦略的安定性を維持することを支持。
(8)「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を実行に移し、貧富の格差と南北格差の縮小に尽力することを支持。
(9)あらゆる形態のテロリズムを取り締まり、個別対策と抜本的対策を兼ね備えて、過激思想の蔓延を抑え込むことを支持。
(10)第2次大戦後構築された既存の国際体制・秩序の維持を支持。
モゲリーニ氏はこれに賛同し、協力が深まるに従い、双方の共通認識はさらに増えるとの認識を示した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年3月19日
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