１２月１８日、中国共産党中央と国務院は北京の人民大会堂で改革開放４０周年祝賀大会を開き、改革開放４０年の輝かしい歩みを振り返り、改革開放の貴重な経験をしっかりと総括し、改革開放に優れた貢献をした人々を表彰した。 

４０年前の１２月１８日、中国共産党第１１期中央委員会第３回全体会議（第１１期三中全会）が行われ、党と国の取り組みの中心を経済建設に移し、改革開放を実行するという歴史的な方策が決定され、中国改革開放の幕が開いた。４０年後の今、人々と歴史はこの大きく深い影響を持つ改革開放を総括する必要がある。 

祝賀大会で、習近平総書記は改革開放を中国共産党の偉大な覚醒の一つであり、中国人民と中華民族の発展史上における偉大な革命の一つであると定義し、正にこの偉大な覚醒は中国共産党が理論から実践へ至る偉大な創造を育み、また正にこの偉大な革命は中国の特色ある社会主義事業の偉大な飛躍を推進したと表明した。習総書記は政治、経済、法治、文化、民生、生態、軍事、平和的統一、外交、党建設という１０の側面から、歴史的、全体的、将来的な角度で以て、４０年の発展の成果を総括した。また４０年の実践は、第１１期三中全会以来全国各民族を率いて切り開いた中国の特色ある社会主義の道、理論、制度、文化が完全に正しく、形成された党の基本理論、基本路線、基本方策も完全に正しいと充分に証明していると指摘した。中国の発展は多くの発展途上国に対し現代化に向かう上での成功経験を提供し、明るいビジョンを示し、また世界平和と発展を促進する大きな力であり、人類文明の進歩に対する中華民族の重要な貢献である。 

改革開放の４０年間で達成した成果は空から落ちてきたものでも、また他から与えられたものでもなく、全党・全国各民族の勤勉さ、知恵、勇気によるものだ。大会を開き改革開放４０周年を盛大に祝ったのは、過去４０年間の成果を総括するためだけではなく、新時代でも引き続き改革開放を前へと推し進め、奮闘目標「二つの百年」と中華民族の偉大な復興の実現という中国の夢のためにたゆまず奮闘するよう全党・全国各民族を激励するためでもある。 

改革開放の４０年間に蓄積された貴重な経験は今後の発展を導く上での非常に価値のある財産であり、習総書記は祝賀大会で今後の発展の中で堅持しなければならない９つの経験をまとめた。それは全ての取り組みに対し党による指導を堅持しなければならないこと、人民を中心に据えた姿勢を堅持しなければならないこと、マルクス主義の指導的地位を堅持しなければならないこと、中国の特色ある社会主義の道を歩むことを堅持しなければならないこと、中国の特色ある社会主義制度の整備と発展を堅持しなければならないこと、発展を最重要任務とすることを堅持しなければならないこと、開放の拡大を堅持しなければならないこと、全面的に厳格な党内統治を堅持しなければならないこと、弁証法的唯物論と史的唯物論の世界観と方法論を堅持しなければならないことだ。この堅持しなければならない９つの経験は、中国が今後全面的に改革開放を深化させるという行動原則と見なすことができ、またこれらは中国が断固として全面的に改革を深化させ、対外開放を拡大し、新時代の改革開放を前へ推し進め続けるという目標と要求だ。