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李克強総理とシンガポール首相が会談
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· 2018-11-14 · ソース:北京週報 |
タグ: シンガポール;ASEAN;政治 | 印刷 |
李克強総理は現地時間12日午後、シンガポールのリー・シェンロン首相と同国大統領府で会談した。
李総理は「シンガポールは中国にとって友好的隣人、重要な協力パートナーであり、中国の改革開放プロセスに深く関わっている。双方の政治的相互信頼は強固で、実務協力は実り豊かな成果を挙げ、互いに重要な貿易・投資パートナーだ。2015年に習近平国家主席がシンガポールを公式訪問し、両国は時代に合わせて進歩する包括的協力パートナーシップを確立した。中国側はシンガポール側と意思疎通や調整を強化し、互恵協力を深め、両国関係を絶えず新たな段階へと押し上げていくことを望んでいる」と述べた。
「中国とシンガポールには強みによる相互補完があり、協力には大きな将来性と潜在力がある。今回の訪問で双方は複数の協力協定で合意する。われわれはシンガポール側と引き続きイノベーション協力を深め、金融・科学技術・企業など人材育成を強化したい。『陸海新通路』覚書の調印を契機に、陸海同時に双方向のコネクティビティを強化したい。『広州知識城』はすでに国レベルの二国間協力事業に格上げされた。双方はスマートシティ建設協力を積極的に拡大し、都市管理の高度化とAIの発展を推進し、新たな地方協力を検討する必要がある。中国とシンガポールの自由貿易協定はアップグレード交渉を順調に完了した。双方がチャンスを捉え、双方向貿易・投資の水準をさらに高めることを希望する」と指摘した。
李総理は「中国は東アジア経済統合プロセスを支持し、地域協力におけるASEANの中心的地位を支持する。ASEAN輪番議長国としてのシンガポールの努力を称賛する。ASEANとの包括的協力を強化したい。相互尊重、相互理解・譲歩の原則に基づき、域内包括的経済連携(RCEP)交渉の早期妥結を目指したい。これは世界貿易機関(WTO)を中心とする自由貿易体制と経済グローバル化の維持にとって重要な意義を持つ。中国側は域内国と共に努力して『南中国海における行動規範(COC)』協議を加速し、南中国海の平和と安定を共に守りたい」と強調した。
リー・シェンロン首相は「シンガポールと中国の関係は良好な発展基調にある。双方は貿易、投資、科学技術、教育、文化分野の実務協力で新たな成果を挙げ続け、互恵・ウィンウィンを実現した。シンガポールと中国の自由貿易協定のアップグレードは両国の企業と国民に確かな利益をもたらし、両国の商工業界に貿易・投資の一層の拡大という力強いメッセージを発する。シンガポール側は広州知識城が国レベルの二国間協力事業に格上げされたことを嬉しく思う。中国側とスマートシティ協力を推進し、EC取引協力を積極的に検討したい。『陸海新通路』をしっかりと築き、貿易・物流の双方向流通を推進したい。ASEAN輪番議長国として、シンガポール側はASEAN中国関係の発展を積極的に後押しし、COC協議を推進したい。RCEP交渉は今年重要な進展を得た。現在は協議の最終段階に入っている。早期に妥結し、多国間主義と自由貿易を維持する積極的なメッセージを共に発したい」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年11月13日
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