世界銀行は10月31日に2019年版「ビジネス環境報告」を発表した。世界のビジネス環境ランキングで、中国は前回の78位から46位へと大幅に上昇した。外交部（外務省）の陸慷報道官は1日の定例記者会見で「世界銀行の評価は公正で客観的なものだ。中国はさらに多くの外国企業が中国に来て発展し、発展のチャンスを共に享受することを歓迎する」と表明した。

【記者】世界銀行が10月31日に発表した最新報告の世界のビジネス環境ランキングで、中国は前回の78位から46位へと上昇した。世界銀行幹部は、中国の改革のスピードと成果には驚嘆すると表明した。これについてコメントは。

【陸報道官】世界銀行が昨日発表した2019年版「ビジネス環境報告」の世界のビジネス環境ランキングで、中国が前回の78位から46位へと上昇し、順位が32位上がったことに、われわれは留意している。われわれはこれを歓迎する。

世界銀行は報告で、中国政府が過去1年間に中小企業のビジネス環境改善のために実施した改革は過去最多の数だったことを認定した。世界銀行幹部は「中国はビジネス環境最適化の分野で大きく前進し、中国政府がイノベーションと民営企業の育成を非常に重視していることを示した」と指摘した。

世界銀行の評価は公正かつ客観的なものであり、改革深化、開放拡大、ビジネス環境のたゆまぬ整備に尽力するという中国の揺るがぬ約束と効果的な措置の反映でもあると中国側は考える。今年は中国の改革開放40周年だ。中国側は引き続き新たな改革開放を揺るぎなく推し進め、投資環境を改善し続けて、外国企業にとって中国が最良の投資先となっていくようにする。われわれはさらに多くの外国企業が中国に来て発展し、発展のチャンスを共に享受することを歓迎する。（編集NA）

「人民網日本語版」2018年11月2日