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李克強総理外遊について外交部が説明
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· 2018-10-10 · ソース: |
タグ: 上海協力機構;欧州;政治 | 印刷 |
李克強総理による上海協力機構 (SCO)加盟国政府首脳(首相)理事会第17回会議への出席、タジキスタン及びオランダ公式訪問、第12回アジア欧州会議(ASEM)首脳会議への出席、ベルギー実務訪問について、外交部(外務省)は9日国内外プレス向けブリーフィングを行い、王超外交副部長(外務次官)、張軍外交部長助理(外務次官補)、張漢暉外交部長助理(外務次官補)が説明に立った。
(1)SCO加盟国政府首脳(首相)理事会第17回会議への出席について
(張漢暉氏)李総理は会期中、習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想について詳しく説明し、中国の改革開放の成功経験を共有し、一国主義と保護主義への共同反対、開放型世界経済の共同建設、より緊密なSCO運命共同体の共同構築を提唱する。李総理は各国首脳と「一帯一路」共同建設協力の深化、経済・貿易、生産能力、コネクティビティ、人的・文化分野の協力推進について踏み込んだ意見交換をし、新しい重要な共通認識にいたり、各分野でのSCO協力の深化・着実化を推進し、地域各国の人々に幸福をもたらす。会議は共同声明を発表し、世界と地域の重大な問題について共通の声を発し、SCOの今後の協力方向を明確にするほか、機構整備及び各分野の協力に関わる文書複数に調印する。
(2)タジキスタン訪問について
(張漢暉氏)タジキスタンは中国にとって包括的・戦略的パートナーであり、「一帯一路」共同建設及び法執行・安全保障協力の実施における重要な協力相手国だ。現在、両国関係は包括的に健全かつ安定して発展している。第1に、上層部交流を頻繁に行い、政治的相互信頼を深め続けている。第2に、実務協力で実り豊かな成果を挙げている。第3に、国際・地域問題で緊密に協力している。李総理のタジキスタン訪問は初であり、両国の包括的・戦略的パートナーシップの踏み込んだ発展の推進、両国の「一帯一路」共同建設及び生産能力協力の促進にとって重要な意義を持つ。李総理はタジキスタンの国家指導者と新情勢における二国間関係の発展、「一帯一路」共同建設協力、重大な国際・地域問題について踏み込んだ意見交換をする。双方は経済・貿易、税関、地方分野の協力文書複数に調印する。
(3)オランダ・ベルギー訪問について
(王超氏)現在、中国とオランダの関係は力強い勢いで発展している。双方は上層部交流で新たな盛り上がりを見せ、実務協力を深め続け、「一帯一路」共同建設協力を着実に推進し、人的・文化的交流を一層緊密にしている。李総理はオランダのリーダーと両国関係、中国EU関係及び関心を共有する国際・地域問題について踏み込んだ意見交換をする。双方は税関、航空、エネルギー、金融分野の協力協定に調印する。
ベルギーはEUの創設時加盟国及びEU本部所在国であり、中国にとってEUにおける重要な協力パートナーでもある。2014年に中国とベルギーが包括的友好協力パートナーシップを構築して以来、双方による各分野の交流と協力は包括的で急速な発展という新たな時代に入り、両国の政治的相互信頼は深まり続け、実務協力と人的・文化的交流はより深まりをみせている。訪問期間に双方は両国関係、中国EU関係、及び関心を共有する国際・地域問題について踏み込んだ意見交換をし、両国関係の力強い発展を推進する。
(4)第12回ASEM首脳会議出席について
(張軍氏)ASEMはアジア欧州協力の重要なプラットフォームであり、アジア欧州パートナーシップ深化の重要な紐帯だ。現在の国際情勢の下、アジア欧州各国は今回の会議を契機に団結を強化し、協力を深め、多国間主義及び国際法と国際ルールを基礎とする国際秩序を断固として守り、世界の平和・発展・安定に貢献することを期待している。今回の会議のテーマは「欧州とアジア:グローバルな試練に対処するグローバルパートナー」だ。李総理は各国首脳と踏み込んで交流し、重要演説を行い、新情勢下でアジア欧州パートナーシップを強化し、共通の試練に対処することの重要な現実的意義を明らかにし、アジア欧州実務協力を支えるための提案を示し、重大な国際・地域問題について意見を述べる。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年10月10日
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