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中国の影響力が際立つAPEC
  ·   2017-11-13  ·  ソース:
タグ: APEC;一帯一路;政治
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11月10日から11日にかけて、習近平主席はベトナム・ダナンで行われた第25回アジア太平洋経済協力(APEC)非公式首脳会議に出席した。

また、11月12日から14日にかけて、習主席はベトナム、ラオスを公式訪問する。中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)閉幕後、中国の党と国の最高指導者が外国を訪問するのはこれが初めてとなり、新時代の中国の特色ある周辺外交の新境地を切り開くだろう。

アジア太平洋の発展は中国と切り離せない

中国の特色ある社会主義は新時代に入り、国際社会はいっそう中国の新たな情況に注目している。第19回党大会報告を通じて、中国の新たな論断、特徴、目標、要求が明らかになり、中国の将来の発展青写真と、中国があくまでも平和的発展路線を歩み、人類運命共同体の構築を推し進める決意が世界から称賛された。APECダナン会議で、中国がさらに力強くアジア太平洋協力を推進することが広く期待されていた。

南開大学APEC研究センターの劉晨陽主任は次のような見方を示した。「近年、アジア太平洋地域経済協力の情勢が変化するにしたがって、APECの協力分野は絶えず拡大してきた。特に2014年の北京APEC会議以降、全方位的相互連結はAPEC協力の注目分野となり、APECと『一帯一路』(『シルクロード経済ベルト』と『21世紀海のシルクロード』)構想の協力分野相関性がさらに深まった。二者は多くの分野で相互補完的な連動効果を実現できる」。

中国の発展はアジア太平洋の恩恵を受けており、アジア太平洋の繁栄は中国と切り離せない。ダナンAPEC会議で、中国は各方面と共にアジア太平洋経済協力が安定して発展していくよう促した。

中国プランが共同繁栄を促す

1991年、中国は正式にAPECのメンバーとなった。26年来、中国はアジア太平洋に根ざし、アジア太平洋に幸福をもたらし、志を変えることなくアジア太平洋地域の大開放、大融合、大発展を推進し、この地域の経済成長、社会の進歩、民生の改善を力強く促進してきた。

2014年、北京の雁栖湖畔で、中国は第22回APEC非公式首脳会議を成功裏に開催した。会議は「未来志向のアジア太平洋パートナーシップを共に築く」をテーマに、アジア太平洋自由貿易圏構築プロセスをスタートさせ、革新改革成長アプローチを指し示し、相互連結に関する10年期限の協力青写真を描き、ブルー経済、グリーン経済、インターネット経済、都市化、「中所得の罠」回避などに関する新たな協力を議事日程に組み込み、APECに極めて大きな活力を注ぎ込み、アジア太平洋協力のために歴史的な貢献を果たした。   

今年はダナンで、アジア太平洋諸国が共にアジア太平洋の開かれた発展という方向性を維持し、共にアジア太平洋発展の新たな原動力を掘り起こし、共に将来の協力について新たなビジョンを描いた。これは人心の向かうところである。

周辺外交新時代の特徴

習主席が第19回党大会後初の外国訪問先にベトナムとラオスを選んだことは、中国が中越、中老の善隣友好関係強化と、全面的戦略協力の推進を極めて重視していることを十分に体現している。ベトナム、ラオスも習主席の訪問を極めて重視し、熱い期待を寄せている。

国際関係学院の李春霞副教授は次のような見方を示す。「中国共産党第19回党大会閉幕後、習主席が国際多国間会議に出席するのはこれが初めてであり、初の外国訪問となる。これは中国の多国間外交の舞台に対する重視と、中越関係と中老関係に対する重視を十分に示すものだ。ベトナムは中国の重要な隣国であり、中越両国は歴史、文化、経済、政治制度などの面で密接なつながりを持ち、多くの共通利益がある。年内に両党・両国の最高指導者の相互訪問が実現したことは、中越両国が2国間関係を極めて重視していることを十分に体現している。今回の訪問は中越の全面的戦略協力パートナーシップをより健全かつ安定的に発展させるだけでなく、新時代の中国の特色ある外交の豊富な内容を世界に示すことだろう」。

近年、中国とラオスの両党・両国の指導者は絶えず相互訪問を行っており、双方は中国-ASEAN、瀾滄江-メコン川、「一帯一路」枠組み内の協力を積極的に推進してきた。全長400キロ以上に及ぶ中国ラオス鉄道は、中国が主に投資・建設し、共同運営し、中国の鉄道網と直接つながる域外鉄道プロジェクトであり、両国の協力を円滑にするだけでなく、地域の相互連結も促進するだろう。

「北京週報日本語版」2017年11月13日

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