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日本の海外基地拡張の意図
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· 2016-10-19 |
タグ: 自衛隊;新安保法;政治 | 印刷 |
ロイター通信によると、日本は来年東アフリカ・ジブチの軍事基地を拡張する。人民日報海外版が伝えた。
■長く準備してきた拡張
ロイター通信によると、日本政府消息筋は現有の租借地面積を拡張し、年約100万ドルの費用を増加する予定だと表明した。日本政府は拡張後の基地にC-130輸送機、装甲車を配備するとともに、兵員を増加する予定だが、増派人数は未定だ。
ジブチの海上自衛隊基地は2009年に日本政府が「海賊対処法」に基づき設置したもので、現在自衛隊の唯一の海外拠点だ。基地は2011年7月に完成し、敷地面積は約12万平方メートル。完成後は主に後方支援補給基地として、海賊対策に当たる海上自衛隊を支援してきた。
ジブチ基地の拡張を日本は長いこと準備してきた。早くも2015年に朝日新聞は、日本政府がジブチの自衛隊の拠点を拡張し、アフリカ及び中東における多用途基地とする計画であることを報じた。今年8月に稲田朋美防衛相がジブチを訪問し、基地機能拡大の意向を表明したが、土地借用の増加には言及しなかった。今や日本の計画は正式に日程に上った。
■軍事力の「海外進出」
新安保法の可決に伴い、自衛隊の任務は拡大している。「基地の拡張であれ多機能化の強調であれ、日本の最終的目標は海外における軍事基地の存在を強化し、自衛隊を海外進出させ、地域及びグローバルな問題に関与させることだ」。中国社会科学院日本研究所外交研究室の呂耀東主任は本紙の取材にこう語る。
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