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中国、ロボット「同伴ツアー」の新しい旅行スタイルが台頭
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· 2025-05-08 · ソース:人民網日本語版 |
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今年の「労働節(メーデー、5月1日)」に合わせた5連休に、湖南省双牌県の陽明山を訪れたツツジの花見客は、新しい旅行スタイルを体験することになった。景勝地の入り口で、花の冠をかぶった人型ロボットと握手やハグをしたり、ロボット犬の「サイバー獅子舞」インタラクティブショーに参加したりすることもできた。中国新聞網が伝えた。
「ツツジの花畑に隠れたロボットやロボット犬は、観光客と随時交流することができる。初めて人型ロボットを花畑ガイドとして導入し、大人気だ」と、陽明山景勝地の責任者である肖二波氏は語った。
多くのロボットが中国の景勝地に「勤務」しており、山登りを手伝ったり、写真撮影に付き添ったり、民族舞踊を踊ったりするものもあり、景勝地の目玉となるだけでなく、中国人の旅行体験を静かに変えつつある。
張家界宝峰湖景勝地では、「笨笨(ベンベン)」と名付けられた人型ロボットが民族衣装を着てステージで軽やかに舞い、観光客に手を振って挨拶する。宝峰湖の民謡が歌われると、それに合わせてダンスを始める。
張家界旅遊集団の責任者である張堅持氏は、「『笨笨』はほかにも、入場係の仕事をサポートし、観光客に正確な乗車案内を提供し、景勝地のマスコットと連動してパフォーマンスを行うことも可能だ。ロボットが景勝地で勤務することで観光客に情緒的価値を提供し、テクノロジーのもたらす新しさと楽しさを存分に味わえる」と述べた。
湖南省のあるロボット会社の営業部マネージャーである郭強氏は取材に、「人型ロボットが観光客と交流し、ゲームをすることで、良い旅行体験が増える。当社はすでに景勝地から100台以上の人型ロボットの注文を受けている。温州、保定、銀川などの景勝地では、太極拳の剣舞、茶芸パフォーマンス、山登りの同伴などの機能を持つロボットが導入されている」と説明した。
郭氏は、「ロボットが中国の景勝地に大量かつ集中的に進出し、文化観光サービスの高度化の触媒となっている。ロボットやロボット犬は、上海のいくつかの古い街並みが残る町の配膳サービスにも登場しており、雲南省や江蘇省などの景勝地では、ロボットがライブコマースを行ったり、カフェの『店員』を務めたりしている」と話した。(編集SC)
「人民網日本語版」2025年5月7日
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