2024年に生まれたパンダの赤ちゃん25頭が今月23日、春節（旧正月、2025年は1月29日）ムードが漂う会場に揃って初登場。映像を通して、世界の人々に可愛い姿を披露し、新春を祝った。人民網が報じた。

25頭のパンダの赤ちゃんは、ジャイアントパンダ国家保護研究センターが管轄する成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地と中国ジャイアントパンダ保護研究センターで生まれた。

今回お披露目されたパンダの赤ちゃんは性格や生まれた時期が異なるため、活発で愛らしい赤ちゃんもいれば、恥ずかしそうにしている赤ちゃんもいた。中国ジャイアントパンダ保護研究センター臥竜神樹坪基地で2024年に生まれたパンダの赤ちゃん13頭は、サンザシなどを飴がけにした菓子「氷糖葫蘆（ビンタンフールー）」や「湯圓（もち米粉で餡を包み茹でた団子）」を含む中国伝統のグルメや切り紙、飾り提灯、巳年にちなんだ蛇のぬいぐるみなど、新春の要素が随所に散りばめられた会場を、興味津々といった様子で歩き回っていた。成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地では、2024年に生まれたパンダの赤ちゃん12頭が、切り紙や扇子といった無形文化遺産の要素、新春を祝う飾り提灯、及び新春を祝うメッセージといった伝統的な要素が散りばめられ、祝賀ムード漂う会場に登場した。（編集KN）

「人民網日本語版」2025年1月24日