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北京冬季五輪を目前に控えてオリンピックムードに包まれるアジア
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国際問題学者・周信 · 2022-01-28 · ソース:北京週報 |
タグ: 冬季五輪;アジア;社会 | 印刷 |
2月4日、2022年北京冬季オリンピックの開幕式が行われる。新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、開催準備はいささかもおろそかになることなく、着実に進められ、招致時の約束が一つ一つ果たされている。北京は世界中からゲストを迎える準備を万端に整え、素晴らしいスポーツの祭典を通じ、史上まれに見る感染症の流行のただ中にある世界に希望をもたらす。
アジアにおける冬季五輪の軌跡
1928年、第2回冬季五輪がスイスのサンモリッツで開催され、日本は選手6名を派遣し、アジア初の冬季五輪参加国となった。中国は1979年に国際オリンピック委員会(IOC)の合法的議席を回復した後、1980年に初めて冬季五輪に参加した。さらに、1992年の第16回冬季五輪では初のメダルを獲得し、2002年に行われた第19回冬季五輪で金メダルを勝ち取った。現在、ますます多くのアジアの国々が冬季五輪に代表団を派遣しており、アジアの選手たちもメダル争いの有力候補となっている。
今日までに冬季五輪は世界20都市で開催され、そのうちアジアは1972年の札幌、1998年の長野、2018年の韓国の平昌(ピョンチャン)と3都市を占めており、北京はアジアで四つ目の冬季五輪開催都市となる。
スポーツ交流は近隣友好の証し
中国は積極的に国際的なスポーツ事業に参加し、世界各国、とりわけ近隣諸国との深い友好関係を結んでいる。1963年には中国のスポーツ代表団が、インドネシアの首都・ジャカルタで開かれた第1回新興国競技大会で66枚の金メダルを獲得し、国際社会から広く注目を集めた。また、1990年北京アジア競技大会、2008年北京オリンピックの開催成功は中国の目覚ましい進歩を全世界に示した。2018年の平昌冬季五輪から2020年の東京五輪、2022年の北京冬季五輪までの4年間に聖火はアジアで3度ともされ、世界各地の選手たちがアジアに集い、技を競った。夏季および冬季五輪の開催準備中、中韓と中日はそれぞれ相手国での開催に支持を表明し、オリンピックが北東アジア、ひいては全世界の平和と安定に寄与するよう願っており、これは国連が提唱するスポーツを通じた平和の促進にかなうものだ。
周辺諸国から寄せられる期待の声
冬季五輪の開幕が近づくにつれ、モンゴルのオユーンエルデネ首相やパキスタンのイムラン・カーン首相を含め、多くの周辺諸国の政府首脳が開会式への出席を明言している。また、数多くの国の政府要人やオリンピック委員会の関係者が続々と北京冬季五輪への期待や祝福を表明しており、このことは「一緒に」というオリンピック精神を生き生きと物語っている。
モンゴルのオユーンエルデネ首相は、オリンピックは全人類にとってのスポーツの祭典であり、政治化されるべきではなく、政治とは離れたものであるべきだと述べた。
日本の福田康夫元首相は、新型コロナの影響がある中で北京冬季五輪の開催準備は全面的かつ着実に推し進められているとし、各国の選手が競技で良い成績を収めるよう願い、祝意を表するとともに、北京冬季五輪が見事で、素晴らしく、成功した大会になるよう期待を示した。また、日本オリンピック委員会の山下泰裕会長は、日中を含む東アジア各国がスポーツ交流を通じ、絶えず相互理解と友好を深めていくよう心より願うとともに、北京冬季五輪の成功がコロナ下の世界に希望と光明、勇気、活力をもたらすようにとの期待を表明した。
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