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動画約700本で「オオカミ飼育日記」記録した20代の女性
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· 2021-08-04 · ソース:人民網 |
タグ: 内蒙古;動物;社会 | 印刷 |
「4年間でショート動画700本以上を投稿して、オオカミを飼っている生活を記録した」。そう話すのは楊文静さん(28)。彼女の女性らしい外見からはとてもオオカミを飼育していたようには見えない。中国新聞網が報じた。
オオカミと一緒にいる楊文静さん(写真提供・楊さん)。
内蒙古(内モンゴル)自治区錫林郭勒(シリンゴル)盟阿巴嘎(アバグ)旗に住む楊さんは、2017年の夏から、動画「オオカミ飼育日記」の投稿を始めた。ショート動画プラットフォームのフォロワーは今や340万人を超えている。
オオカミと一緒にいる楊文静さん(写真提供・楊さん)。
オオカミの飼育係は20代の若い女性
「当時働いていた旅行会社がオオカミパークと提携していて、自然な流れで飼育係になった。提携が終わった後、オオカミたちのその後の生活が心配になり、全部引き取ることにした」と楊さん。
オオカミパークでオオカミと触れ合う楊さん(写真提供・楊さん)。
オオカミの飼育をしていた理由について、楊さんは「子供の頃から、イヌ科の動物が大好きだったから」と答えた。
オオカミの群れに溶け込んだ生活というのは、エサをあげるだけといったような簡単なことに留まらない。オオカミに肉を食べさせ、オオカミが怪我すれば手当をし、時にはオオカミに手を噛まれることもあったという。ショート動画の記録を見ると、背筋が凍りそうなそんな危険なエピソードも、楊さんにとっては日常茶飯事だったことが分かる。
楊さんは、オオカミに受け入れてもらう秘訣について、「オオカミの群れに本当に溶け込むためには、自分もオオカミになり、オオカミに仲間と見てもらえるようにならなければならない」と語る。
オオカミの世界に溶け込むという非日常的な暮らしを経験した楊さん
仕入れから輸送、エサやりまで、全てのことを自分でしなければならないという非日常的な暮らしを経験することになった楊さんは、「草原で暮らしていると、買い物はとても不便で、毎週、120キロ離れた街まで車を運転して、エサにするための肉を買っていた」と話す。
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