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北京の各鉄道駅、通勤ラッシュの発熱者に対応する臨時隔離検査場を設置
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· 2020-02-11 · ソース:人民網 |
タグ: 鉄道;新型肺炎;社会 | 印刷 |
一部の企業が2月10日より営業を再開しており、「朝夕の通勤ラッシュにおいて乗客の安全をいかに確保するか」が、市民の関心の的となっている。北京市が9日午後に開いた新型コロナウイルス感染予防・抑制業務に関する記者会見において、北京の鉄道、民用航空、公共交通機関(市バス・地下鉄)各部門の担当者が、それぞれの対応措置について紹介した。経済日報が伝えた。
北京の各鉄道駅には、計370台の体温測定装置が配備され、乗客の足を停めずに、自動で体温を測定することを可能にしている。各鉄道駅には臨時隔離検査場が設けられ、体温が基準値を超えた乗客を一時的に留め置いたのち、現地の衛生防疫部門に搬送する。
鉄道では各列車に「固定隔離エリア」を設置
北京の各鉄道駅は、春節(旧正月、今年は1月25日)連休で2度目となるUターンラッシュを迎えている。乗車券販売状況の分析によると、この2日間で、北京に戻る鉄道利用者は増加し、1日あたり平均利用者数は16万人前後に達するとみられている。
中国鉄路北京局集団公司の王勇副総経理は、「鉄道部門はすでに、北京に到着する各列車で体温測定を実施しており、発熱した乗客の発見と移送をタイムリーに行っている。各普通列車と高速列車には、「固定隔離エリア」として一定数の座席を別途確保し、車内で発熱が確認された乗客を一時的に留めている」と紹介した。
現在、北京エリアの各鉄道駅には、計370組の体温測定装置が配備されており、そのうちゲート式体温測定器が12台、固定式赤外線サーモグラフィが88台あり、乗客の足を停めずに、自動で体温を測定することを可能にしている。また、全駅に臨時隔離検査場が設けられ、体温が基準値を超えた乗客を一時的に留め置いたのち、その検査プログラムに厳格にのっとり、現地の衛生防疫部門に搬送する。
民用航空の2ヶ所の空港には体温検測スポット計75ヶ所を設置
首都機場股フン公司(フンは人べんに分)の韓志亮総経理は、「首都機場空港集団は、固定式体温測定装置79台およびハンディタイプの体温測定器200台を緊急に調達し、旅客の体温測定を行っている。北京市による『四段階』体温測定業務の要請を遂行するために、旅客を『武漢からの到着』、『湖北からの到着』、『あらゆる空港からの到着』、『出発・到着する全ての旅客』という4段階に分けて体温測定を実施している。現在、首都空港には52ヶ所の『体温測定スポット」と54本の『体温測定レーン』が設けられている。また大興空港には23ヶ所の『体温測定スポット』と26本の『体温測定レーン』がある」とした。
2月8日までに、北京の2ヶ所の空港では、合わせて延べ155万5千人に対する体温測定が実施された。内訳は、到着した旅客94万8千人、出発する旅客29万6千人、その他(職員、送迎のために空港を訪れた人など)延べ31万1千人。このうち旅客188人とトランジット旅客79人の発熱を確認し、空港クリニックの医療スタッフが発熱が確認された旅客に対して体温を再検査して、隔離処置を施し、120救急に連絡し指定医療機関に搬送した。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年2月11日
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