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各種準備作業が全て終了した北京国際園芸博覧会
  ·   2019-04-27  ·  ソース:人民網
タグ: 園芸博覧会;展示;社会
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中国政府が主催し、北京市政府の実施による「2019年北京国際園芸博覧会(北京世園会)」が29日にいよいよ開幕する。北京世園会組織委員会の担当者は、国務院報道弁公室が24日に開いた記者会見において、各種準備作業の進展状況について説明し、国内外から関心を集める共通の問題に対して回答した。北京世園会の各種準備作業はすでに全て終了しており、各運営作業チームは各持ち場でスタンバイ完了状態にある。練習やリハーサルも繰り返し行われ、開園して国内外からの来園者を迎える準備は全て整った。これまでに110の国や国際組織からの出展者と120以上の非政府出展者の出展が確定している。人民日報が報じた。

北京世園会組織委員会委員で北京市副市長の王紅氏は、「『一心(核心景観区)・二軸(山水園芸軸/世界園芸軸)・三帯(媯河生態レジャー帯/園芸生活体験帯/園芸科技発展帯)・多片区(世界園芸展示区/中国園芸展示区/自然生態展示区/生活園芸展示区/教育・未来展示区)』で構成される世園会会場は全面的に完成した。中国館や国際館、生活体験館、植物館など主要パビリオンの展示作業も全て終了した。媯汭劇場や永寧閣、関連サービスセンターなど公共景観区域の主要建築物、園区内の喬・灌木の植樹、花壇の設営も終わっている。海外屋外・屋内展示エリアの建設・内部装飾作業も完了し、運営作業チームは各持ち場でスタンバイ完了状態にある。31省・自治区・直轄市展示エリアおよび香港・マカオ・台湾地区展示エリアの建設・内部装飾作業、国内企業17社の展示エリア建設・内部装飾作業も終わった。各展示エリアでは、現在、季節の花の植え付けが進んでおり、開園後の各施設・展示エリアを彩る花々が、華々しさや美しさを競い合い、それぞれの特徴を大いにアピールすることで、来園者は世界園芸の多彩な魅力を実感することができる」と紹介した。

北京世園会では、60以上の国家・国際機関によ文化イベントる約2500回開催される。特に、180回予定されている生花で飾り付けられた「生態花車」によるパレードでは、生態植物と科学技術の要素を完全に融合させ、芸術パフォーマンスを通じて活き活きとした見事な園芸のストーリーを展開する。

北京世園会組織委員会副主任委員で国花卉協会会長の江澤慧氏は、「北京世園会は、博覧会開催テーマをめぐり、計画・設計・建設から運営・跡地利用にいたる各プロセスにおいて、その全過程を通じて、『生態優先』というコンセプトを貫く方針だ。園区には、約5万株の各種原生木をとどめ、5万株の高木と12万株の灌木を新たに植えた。『百園の園』として、北京世園会は、世界中の園芸の精華を集め、100の展示エリアでさまざまな花が一斉に咲き誇る『百花斉放』を通じて、それぞれが特色を備えた園芸新品種、新技術、新成果、新理念が披露され、来園客は多様な園芸文化を堪能できることになるだろう」とした。たとえば、国際竹藤ネットワーク(INBAR)園は、「竹の眼」と命名され、「創意あふれる竹藤エコ生活」をテーマとし、竹と藤が織りなす素晴らしい世界を展示する。国際園芸家協会(AIPH)園の「野園華亭」は、菊花の形をした建物と各種園芸植物が合理的に組み合わされ、エコ都市の発展における植物の役割が展示される。

また、北京世園会では、さまざまな特別イベントが開催され、世界園芸界の交流・協力が推進される。たとえば、牡丹、月季花、蘭、菊花、盆栽、寄せ植え、2019年世界花芸大会という7種類のコンテストが開かれる。2019年花弁大会、AIPH第71回年次総会、国際グリーン都市フォーラムなど各種会合が開催され、国内外の花弁園芸交流・協力のための重要なプラットフォームが提供される。

北京世園会の開催期間中、国内外からの来園者は1600万人に達する見通し。世園局の周剣平常務副局長は、「人が基本、来園客ファースト」は、世園会のスタートラインとし、「4月29日の正式開園に先立ち、会場では2回のストレス実験を行った。来園者の快適性を高めるために、入園は、実名制による予約制を採用し、1日あたりの来園者をできる限り10万人前後におさえるよう尽力する。また、来園者の入場ゲートでの待ち時間が15分を超えることのないよう努める。会場には110台の入場ゲートが設けられ、10分間で5千人がゲートを通過できる。オンラインで入場券を購入した後、来園客は、本人の身分証のスキャンによる認証と顔認証を経て入場できる。会場には、来園客のために観光電気自動車170台を用意、同時に1万5千人が休憩できる座席を配備、固定トイレ30ヶ所を配置、来園者の便宜を全面的に図った」とした。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年4月27日

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