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高速鉄道との競争で国内航空路線の収益が低下
  ·   2018-08-17  ·  ソース:
タグ: 航空;高速鉄道;社会
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民用航空データ分析機関CADASは北京で15日、「2018年CADAS航空市場すう勢報告」を発表した。報告によると、中国の航空市場は、この数年、世界で最も成長が著しい航空市場の一つであり、世界の航空成長源の25%を中国が占めている。しかし高速鉄道との競争によって収益が低下傾向にあり、航空会社が高速鉄道開通に先立ち、すでに輸送力を抑制する方向に調整したにもかかわらず、空路の収益のレベルは依然大幅に低下を示している。人民網が伝えた。

〇国際線の成長をめぐる分析

2007年から2013年までの7年間に、中国は計24路線の国際線路線を新規就航させており、2018年の現時点で、国内の航空会社は計78路線の国際線路線を就航している。国内航空各社が国際線路線を積極的に就航させる原因の一つとしては、中国経済の発展によってもたらされている海外への需要のほか、各地方政府がここ数年、航空業に対する補助金を増加する政策を講じてきたことが挙げられる。地方政府による新規路線就航の需要が高まると同時に、ワイドボディ機を積極的に導入する中国の航空会社が増加の一途を辿っている。

〇格安航空会社は中距離・長距離路線への進出に意欲的

LCC(格安航空会社)は、旅客輸送量および輸送力の面で増加傾向を維持しており、中距離・長距離路線への進出に意欲的だ。路線別運航数でみると、アジア・太平洋、欧州、北米エリアが、LCCにとっての世界三大航空市場となっている。ワイドボディ機の注文・購入数については、LCCが現在運航している機体の88%をワイドボディ機が占めており、世界平均レベルを大きく上回っている。大西洋路線市場におけるLCCの成長もフルサービス航空会社(FSC)を上回っており、今後の成長の可能性も計り知れない。

〇数年前から盛んな共同経営モデル

FSCは現在、ハブ空港の建設を非常に重視し、空港への投資を強化している。共同経営モデルが数年前から盛んになってきており、中国三大航空会社(国際航空・東方航空・南方航空)はいずれもこの分野における模索・検討を進めている。共同経営モデルは、営業収入のシェアとコストの分担を体現するものであり、このような掘り下げた協力関係を通じて、航空会社は、航空市場のシェアをさらに拡大することが可能となる。 

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