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「同世代の人々による影響は大きいと思う」と感じる人76.8%
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· 2018-05-30 · ソース: |
タグ: 青少年;同世代;社会 | 印刷 |
〇「同世代の人々との適度な相違に刺激され、個人に内在するエネルギーが湧き出てくる」57.6%
上海の大学でフランス語を学んでいる李玖さん(仮名)は、「私の専攻は、普段から努力し続けなければならないため、時には勉強に飽き、疲れ果ててしまう。でも、一部のクラスメートは、常に頑張り、手を抜かずに勉強を続けている。優秀な人たちの努力を目の当たりにすると、その影響を受けて、自分自身も勉強にもっと身を入れようと気持ちが引き締まる」と話した。
回答者の57.6%は、「同世代の人々との適度な相違に刺激され、個人に内在するエネルギーが湧き出てくる」と考えており、「同世代同士ならば、互いに励ましあい、支え合うことがより容易になる」とした人は54.6%に上った。だが、同時に、「同年代の間では、不毛な比較や悪しき競争意識が生まれる恐れがある」という意見の人も57.8%を占め、「好ましくない同年代グループの輪は、マイナス影響が生じ得る」とした人は29.7%に上った。
同年代から受けるプラス影響をより良く発揮させるための提案として、回答者の62.5%は、「親は子供のために好ましい集団環境を整えてやるべき」と答え、60.3%は、「社会は有益な同年代グループが交流できる条件を整えるべき」と考えていた。このほか、「学校は道徳と価値観に関する教育を強化すべき(49.3%)」、「個人が事の善悪についてしっかりと判断し、良いものを選び、悪影響を受けるグループから離れるべき(38.4%)」などの意見が挙がった。
中国人民大学心理学部の韋慶旺・准教授は、「学校、家庭そして社会は、ユニークな自己を表現するよう奨励するような、高い包容性と多様性を備えた雰囲気を創造しなければならない。それによって、若者は、独自の基準に基づく自尊心や自信を、より多く手にすることができる。具体的には、さまざまなルートを通じて若者の心からの声に耳を傾け、学習以外で自己を表現できるような機会を彼らに提供すべきだ。心理カウンセリングを強化し、趣味を掘り下げることで自己表現することを目標とした、さまざまな同世代間の健全な交流を支持・拡大する必要がある」との見方を示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年5月30日
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