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北京の大学生約3割、毎月の出費が1600元以上
  ·   2017-08-22  ·  ソース:
タグ: 大学生;生活費;社会
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新学期スタートを間近にひかえ、各大学では再び新一年生を迎えることとなる。大学で学ぶ費用として学費以上にかかるのが生活費。北京の大学生の1ヶ月あたりの生活費の額などについて、北京青年報がこのほど北京の大学生を対象にサンプリング調査を行った。

▽衣食の次に大事なのが交際費

調査結果によると、約3割の大学生は1ヶ月あたり1600元以上の生活費を費やしており、その内訳は、食費が48.16%という高い割合を占め、大学生における主な出費項目となっている。2位には服飾費が、3位には交際費がランクインした。

一年生は食事、生活必需品や本、教材などの購入が生活費の主な出費となっている。生活費の予算に関しては、一般的に女子学生の方が男子学生よりも高い。その主な原因は、女子学生のほとんどが毎月生活費の中から「衣装代」を捻出しており、新しい服や化粧品などを購入しているためだ。

これらの必要な出費のほかに、ほとんどの学生が交際費としてお金をプールしていると回答。ある男子学生は、「皆と知り合って間もないので、必ず食事や遊びにいくから」と答えている。

▽金欠の際には「インターネットローン」を利用する学生も

出費がかさんでしまった場合の解決方法として、学生は親に助けを求めたり、他の方法で解決するのかという質問に対し、調査データでは半数以上の学生が親に助けを求める、またはバイトをすると回答した一方で、インターネット上のローンを利用すると回答した学生も約10%にのぼった。

▽多くの大学生が親からの生活費は一括払いを希望

大学生のほとんどが親から月ごとに生活費を受け取っていると回答しているが、調査に参加した学生の中で、「家計の自己管理」の権利を望むと回答した学生が少なくなかった。ある学生は、「大学入学後、保護者は子供の自己管理能力をもっと信頼すべきで、高校時代のような教育方式を変えるべき」としている。

▽新入生は人生初の「金銭管理」をしっかりと

北京師範大学のある学生指導教員は取材に対し、「学生の消費活動はやはりその家庭の実際の収入レベルによって決めるべきであり、保護者は学校が徴収する規定の費用をチェックし、その所在地の消費レベルや学食の価格などを理解した上で、計画的に生活費を与え、子供に人生初の『金銭管理』という授業を受けさせるべきだ」とアドバイスした。

そして、「家庭の経済状況がやや厳しい学生に対して、各大学にはそれぞれ学生を助成するシステムが完備されている。保護者は奨学金ローンを申請して、学費と寮費に充てることも可能だ。また、在学中の生活費についても、国の奨学金の申請も可能なだけでなく、大学側も多種多様なアルバイトを学生に提供している」とした。(編集HQ)

「人民網日本語版」2017年8月22日

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