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「春節の真の姿」、ビッグデータが復元 中国人はどんなドラマを観た?
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· 2017-02-15 · ソース: |
タグ: 春節;海外旅行;社会 | 印刷 |
〇人気トップの旅行先:海外がタイ、国内が異国情緒に富む蘇州
海外旅行目的地トップはタイ、「海外で新年を迎える都市」ランキングのトップ10に蘇州(草案)
人気の海外旅行先は、タイがトップに立ち、韓国、マレーシア、日本、シンガポールなどの近隣諸国がそのあとに続いた。消費のアップグレードに伴い、米国、オーストラリア、ドバイなどの長距離旅行目的地も、だんだんと、中国人観光客にとって一般的な選択肢になってきている。
「海外で新年を迎える」ことに関して見ると、北京・上海・広州・深セン各都市の住民はいずれも「海外で新年を迎えたい」住民が多い都市の上位を占め、杭州、成都、武漢などの省政府所在都市も上位に食い込んだ。注目すべきは、唯一、一線都市ではなく、省政府所在都市でもない蘇州が、「海外で新年を迎える」ことが好きな住民が住む都市とトップ10にランクインしたことだ。
〇南方住民と北方住民が総入れ替え 広州の春運が最も混雑
国内旅行で最も興味深い現象は、北方と南方の住民が総入れ替えされたことだ。南方の人々は好んで北方を訪れて雪見を楽しむ一方、北方の人々は南下して海岸での日光浴を楽しんだ。
観光名所の入場券予約状況から見ると、春節中、テーマパークの人気がひときわ目立った。2016年に開園した上海ディズニーランドはその中でもことさら人気の的となった。また、杭州の霊隠寺や安徽省の九華山など初詣で有名な名所にも観光客が集中した。
帰省して年越しをする人々の「春運(旧正月前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」の大きな流れの中で、最も乗客数が多かったのは広州だった。春運の人の流れから、日ごろ大都市で懸命に働く人々の地域属性を垣間見ることができる。例えば、広州は、重慶、湖南出身の人々が働く割合が高い。東北地方や西北地方出身者は、北京に出て働くケースが多い。湖北や安徽など中・東部の省から出稼ぎに出る人にとっての第一選択肢は上海だ。
〇何を食べるのが好き?
スイーツやフルーツなどの「おやつ」が全国民に大人気
天猫超市の統計データによると、昨年の春節連休と比べ、今年1月21日から2月2日までの間、キャンディー・ビスケット類の売上は49.11%激増し、春節中の売上増加幅が最も大きい品目の一つとなった。おやつの中でも特に人気が高かったのは、ヤシの実ジュース、キャラメル、肉松餅(乾燥豚肉入り餅)、ポテトチップス、ナッツ盛り合わせなど。生鮮食品の分野では、果物の中で最も「オンライン売上」が高かったのはチェリーだったことは疑う余地がない。また、冷凍水餃子の売上の増加率も極めて高かった。
全国各地でスイーツやフルーツなどのおやつが非常に多く売れたほか、食品の好みも都市によって大きく異なっていた。例えば、ドライフルーツの売上増加が最も速かったのは成都で、北京市民は酒類・飲料を最も好んで消費した。深セン市民は、穀物・油脂類・米・小麦粉に対する需要がかなり上昇、天津市民は、特に乳製品を好む傾向にあった。
統計データによると、ショッピングに最も熱意を示す市民が住む都市トップ10は順に、上海、北京、天津、杭州、広州、蘇州、南京、武漢、成都、深センだった。
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