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春運ビッグデータ:北京からの帰省コストが最高
  ·   2017-01-26  ·  ソース:
タグ: 北京;春運;社会
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24日、「春運(旧正月前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」がピークに突入した。携程集団が発表した春運ビッグデータによると、今年の春運期間、往復航空券代金は前年同期比でやや上昇、うち旧正月に北京から各地に帰省する場合のコストが最も高かった。また、子供が2人の家庭が増えるにつれて、乳幼児航空券の販売数は子供運賃航空券より2倍増加した。

○最も購入が難しい路線は上海-和田線 

携程集団の航空券予約・販売状況によると、今年、春節の帰省ピークは、1月24日から26日まで、つまり大晦日前の3日間に集中している。また、帰りのピークは2月2日から4日までとなっている。

統計データによると、北京・上海・広州など大都市12都市のうち、春運中の往復航空券代金が前年同期比で下がっていたのは深センと廈門(アモイ)の2都市だけだった。他都市では、春運中の移動費は軒並みやや上昇している。

二線都市と比べ、北京・上海・広州の航空券代金は総じて安定しており、春運中の往復航空券代金の上昇幅は軒並み4%以内にとどまっている。このうち上昇幅が最も少ないのは北京の1.15%。だが、北京の往復航空券の平均価格は12都市のうち最も高く2836.2元(1元は約16.5円)だった。上昇幅が最大だったのは上海で3.85%に達した。だが、上海の往復航空券平均価格は北京・上海・広州の中で最も低く、2639.2元だった。

航空券の平均価格が上昇したことは、ファーストクラスとビジネスクラスの座席を購入する人が増えたことと関係がある。携程集団のリアルタイム航空券予約・販売統計データによると、今年の春運期間中、ファーストクラス・ビジネスクラスの予約総量は前年同期比131%増となった。うち60歳以上の搭乗者は、前年同期比49.9%増だった。

ファーストクラス・ビジネスクラスの予約・販売量が増加した理由として、春運中の航空券を手に入れることが極めて難しいことと、生活の質に対する人々のニーズが高まったことの2点が挙げられる。

携程旅行網の統計データによると、最も入手困難な路線は上海-和田(ホータン)線で、平均予約・購入時期は春節の188日前。航空券予約・購入難易度ランキング第2位は北京-通化線で、平均予約・購入時期は春節の100日前。第3位以下は順に、杭州-保山線、広州-達州線、深セン-牡丹江線で、平均予約・購入時期は、春節の90日以前となっている。

○乳幼児航空券の販売数、子供運賃航空券の2倍増 

統計データによると、今年、乳幼児航空券の予約・販売数は、前年同期比で明らかに増加しており、増加率は子供運賃航空券の約2倍に相当する18.1%に達した。購入者情報を見ると、春運の航空券購入者の平均年齢は前年とほぼ横ばいで33歳。今年の春運に航空機を利用する主力軍は、やはりこの「80後(1980年代生まれ)」で、全体の32.45%を占めた。また、「90後(1990年代生まれ)」と「00後(2000年代生まれ)」も猛烈な勢いで増加しており、増加量が非常に大きい状況も軽視できない。

このうち、「90後」の航空機利用者の割合は26.53%と、昨年春運(22.55%)より大幅に増え、増加スピードは最も速く、春運の「次の主力軍」となっている。「00後」利用者の割合は、昨年の春運では全体の4.27%だったが、今年は5.38%にまで上昇した。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年1月25日

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