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2016年「最も渋滞する都市」ランキング発表
  ·   2017-01-13
タグ: 都市;渋滞;社会
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交通運輸部(省)科学研究院など複数の権威ある機関が10日、「2016年度中国主要都市交通分析報告」を共同で発表した。報告によると、全国で最も渋滞する都市トップ3は順に、済南、哈爾浜(ハルビン)、北京だった。貴陽は第5位、昆明は第7位と、今回トップテンに入った。中央テレビ局が報じた。

「2016年度最も渋滞する都市トップ10」は順に、済南、ハルビン、北京、重慶、貴陽、深セン、昆明、杭州、大連、広州。

済南とハルビンは、北京を追い抜き、全国で最も渋滞する都市の首位と第2位を占めた。済南は、「2016年度退勤ラッシュ時に最も渋滞する都市」となり、「退勤に最も苦労する都市」と言える。また、ハルビンは、「2016年度出勤ラッシュ時に最も渋滞する都市」で、「出勤に最も苦労する都市」となった。

報告には、「ネットユーザーが想像する最も渋滞する都市」大調査の結果も提示された。「あなたが想像する中国で最も渋滞する都市」に関する調査の結果、北京の得票数が最も多く、20都市の31.8%を占めた。続く第2位は鄭州(8.8%)、第3位は済南(6.7%)だった。得票数ランキング上位10都市のうち、意外にも鄭州が第2位に食い込んだ。また、各四半期および年度ランキングで、実際の渋滞都市トップ10から外れたのは鄭州だけだった。

分析によると、鄭州は、朝夕ラッシュ時とそれ以外の時間帯で混雑状況の差がかなり激しく、週末の混雑度の低下幅が小さかった。渋滞が起こるエリアの多くは人口が集中し、往来が激しい場所で、鄭州市民の多くが、都市の渋滞が極めて激しいという印象を抱いていた。だが、実際には、鄭州のほとんどの地域では、混雑度はそれほど高くなく、渋滞度が高くかつ集中している地域は、市街地の交通全体の67%を占めていた。このことから、市民の印象と実情との間にギャップが生じた。

2016年、渋滞緩和策の効果が著しかった都市が2つあった。杭州と深センは、年間の渋滞緩和模範都市となった。杭州では、2016年渋滞緩和措置とG20開催前の措置というダブル政策が一気に行われた。G20期間のナンバープレート末尾偶数・奇数による通行規制、交通規則違反者公表政策の発表、多くの高速道路都市ジャンクションでの通り抜けなど、さまざまな政策が功を奏した。年間データを見ると、G20開催が渋滞のターニングポイントとなり、下半期の混雑度は上半期に比べ13%低下した。

深センの2016年渋滞緩和策は、3月にスタートした。4月15日から通行規制エリアを拡大し、8月8日にはHOVレーン(規定人数以上が搭乗している車のみ走行可能な車線)開設、10月24日には国内初の「ジッパーレーン(渋滞緩和のために、中央分離帯を移動させることで走行レーンを増減させる車線)」を設けるなどの措置を次々と講じた。2016年第4四半期は、その前の3四半期と比べ、混雑度は4.1%低下した。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年1月13日

 
2016年「最も渋滞する都市」ランキング発表--pekinshuho
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