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「神舟11号」乗組員の宇宙生活が明らかに 1日8時間労働、5日間は重複しない献立
  ·   2016-10-19
タグ: 神舟11号;有人宇宙船;社会
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17日朝、有人宇宙船「神舟11号」が無事打ち上げられた。「神舟11号」は、打ち上げ後2、3日以内に、先月の中秋節の夜に打ち上げられた宇宙実験室「天宮2号」と、地上から393キロメートル離れた軌道でドッキングする。ドッキング後、景海鵬と陳冬の乗組員2名は雨宮2号に移動し、中国の宇宙飛行士としては最長となる33日間の宇宙空間での滞在がスタートする。新華網が伝えた。

宇宙飛行士が宇宙に出ていくのは、単に宇宙旅行をすることだけが目的ではない。彼らは、実験という重要な任務を担っている。中国宇宙飛行士科学研究トレーニングセンター宇宙飛行士システムのデザイナー次長を務める黄偉芬氏は、「宇宙飛行士システムでは、4大類16種類の軌道上での実験を計画した。これには、植物栽培におけるコア技術の検証、軌道上での嗅覚変化に関する規律性の研究、無重力状態における心臓血管機能に関する研究、軌道上での生活が宇宙飛行士の視覚機能に及ぼす影響に関する研究などが含まれている」と説明した。

任務を全うするため、乗組員2名は、1週間のうち6日働き、1日休む。1日の就労時間は8時間と定められており、地上で生活するサラリーマンと比べても決して楽な仕事とはいえない。当然のことながら、彼らには、映画を見る、写真を撮る、地球の家族と通話するなどのプライベートタイムも確保されている。

このほか、食事面も申し分ない。宇宙飛行センター宇宙栄養・食品研究室の曹平・副室長は、次の通り話した。

「宇宙に滞在する33日間において、乗組員がとる食事は、食品の種類については前回の神舟9号や神舟10号の時よりバラエティに富み、100種類以上に上る。醤牛肉(牛肉の醤油煮込み)や魚香肉絲(細切り豚肉のピリ辛炒め)などの伝統的料理が揃っているほか、5日間は献立が重ならないよう工夫されている。また、乗組員が熱々の食事を食べられるよう、天宮2号には、食品加熱装置が配備されている」。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年10月18日

「神舟11号」乗組員の宇宙生活が明らかに 1日8時間労働、5日間は重複しない献立--pekinshuho
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