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上海ディズニーのプレオープンが終了 来園客の混雑緩和が今後の課題
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· 2016-06-14 |
タグ: ディズニー;上海;社会 | 印刷 |
11日、上海ディズニーリゾートのプレオープンが終了した。プレオープン期間中に同園を訪れた来園客は50万人を上回った。東方網が伝えた。
プレオープン中、多くの人気アトラクションには、順番待ちの長い列ができた。人気ナンバーワンの「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」の場合、平均待ち時間は2時間から3時間、中にはなんと6時間待ったという来園客もいた。プレオープン中、長時間並ぶことに対する来園客の受容度はかなり高かったが、正式開園後の来園客数はさらに増えると予想されるため、詰めかける多数の来園客にどのように対応するかが、運営側にとって急ぎ検討すべき大きな課題となっている。
来園客に園内の各アトラクションを効率的に楽しんでもらうために、園側はプレオープン中、「ファストパス」を発行した。だが、ファストパスは、開園後瞬く間に発券終了となってしまった。ファストパスを入手するために長蛇の列に並ばなければならないという現象も起きた。これについて園側は、「ファストパス発券機が備え付けられている7カ所のビジターセンターは、すべて開放していたわけではない。また、担当スタッフが業務に不慣れだったため、ファストパスも100%発券されなかった。正式開園後、来園客は1日に少なくとも1枚のファストパスを入手することができる」と説明した。
ディズニーランド運営方は、各方面からの提案や意見にもとづき、改善計画案の制定を前向きに進めている。正式開園後、入場者数制限などの方法で来園客にとって快適な園内環境を確保することを検討する可能性もある。また、飲食面での対応や暑さや雨への緊急対策をしっかりと行っていく。さらに、より多くの来園客が事前に予約できるよう、ベビーカーや車いすの台数を増やす計画という。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年6月14日
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