先祖を祭る中国の伝統的な祭日「清明節」（今年は4月4日）の休暇を目の前に控え、大勢の人が春の山へとピクニックに繰り出し花見をする計画を立てているところだが、人民網の旅行チャンネルは5か所の花の名所を特別に特集する。美しい風景を鑑賞する時には花を大切に扱い、決して摘みつけたりしないようマナーを守って鑑賞することをしっかりと覚えておこう。人民網が伝えた。

「お薦めの名所」

北京のモクレンの花 

頤和園の仁寿殿、北海公園の瓊島の花見エリア、中国園林博物館、陶然亭公園北門、北京大観園、古塔公園、南口公園、康莊公園、北京市植物園木蘭園、北京動物園テナガザル館、南海子郊野公園の一角でもモクレンの花を観賞できる。見ごろは3月中下旬から4月中旬。

湖北省の桜 

十堰鄖陽区桜桃溝村：山いっぱいの桜の花がひらひらと山あいに落ち、農村の民家や庭先に桜が映え、詩に出てくるような美しい情景に満ち溢れている。見ごろは3月末から4月頭まで。

江西省の菜の花 

婺源県江嶺の見渡す限りの菜の花畑が一斉に咲き乱れており、大勢の観光客が花見に訪れている。このところ南部の天気が暖かくなるにつれ、現地の何百ヘクタールにわたるだんだん畑の菜の花は見ごろを迎えた。黄色い菜の花と現地の徽派建築が織りなす絶景は非常に美しい。

南昌市湾里区太平鎮獅子峰の景勝地には約33ヘクタールの面積を誇る菜の花畑はすでに続々と開花し「黄金の花畑」という美しい風景を作り出しており、大勢の観光客がピクニックに訪れ花見を楽しんでいる。

四川省のサザンカ 

邛崍市：天台山、平楽古鎮、大梁ワイナリー3か所のサザンカ園はそれぞれ有名な観光スポットであるが、天台山サザンカ園、平楽古鎮サザンカ園、大梁ワイナリーの現在の花園の合計面積は67ヘクタール以上だ。ここには赤、ピンク、黄、白など様々な色のサザンカが合計700種余り咲いている。

宜賓市：竜茶花海はレジャー、健康、草花の生産や販売が一体化したエコツーリズムの人気観光地である。景勝地の茶花計画区域は約667ヘクタール以上の面積には世界の貴重な茶花380種類余りが植えられている。見ごろは冬と春。

山東省のレンギョウ 

青島市では匯泉北広場、百花苑公園、動物園、中山公園、延安一路、八大関、東海路などでレンキョウを鑑賞できる。開花期間は3月30日から4月28日まで。

膠州市では三里河公園の大きな楓葉像附近、碧水銀灘景勝地、膠州公園人工湖北岸が最もよく見える。開花期間は3月25日から4月25日まで。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年3月25日