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中国でDV防止法実施開始 妻の名前書いたボール叩く夫がDVと認定
  ·   2016-03-15  ·  人民網
タグ: 法律;家族;社会
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3月1日、中国初のドメスティックバイオレンス(DV)防止法の実施が始まった。同法律では、家族に対する暴力などが「DV」と見なされるのはもちろんのこと、一緒に生活している人に対しても適用される。つまり、同棲している恋人に暴力を振るったり、罵ったりしても「DV」になる。重慶晨報が報じた。

「脅し」もDVの一種だ。重慶市経済管理学院に務めている中国公安系の優秀教員・郭子賢教授(心理学)は、夫が妻に対して不満を抱き、家の中に妻の名前を書いたバスケットボールをたくさん置き、暇があるとそのボールを「○○、殺してやる」と言いながらたたいていたというケースに遭遇したことがあるという。

そのような状況が長く続くと、妻は精神的に大きなダメージを受け、「バスケットボール」と聞くだけで、全身がふるえるようになったほか、バスケットをしている音が聞こえると、頭を抱えて隠れるようになった。最終的に、夫のこの行為は「DV」と判定されたという。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年3月14日

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