中国外交部（外務省）の陸慷報道官は4日の定例記者会見で「シリア問題は長年続いており、和平交渉の2年ぶりの再開は建設的なスタートであり、関係各方面は共に努力して、この流れを継続するべきだ」と表明した。

【記者】国連事務総長シリア問題特使は3日にジュネーブで、シリア問題の和平交渉の一時停止を決定すると表明した。これについてコメントは。

【陸慷報道官】今回シリアの政府と反体制派が2年ぶりにテーブルについて和平交渉をすることは建設的なスタートだ。シリア問題は長年続いており、非常に複雑だ。和平交渉は第一歩に過ぎず、和平交渉の過程が順風満帆であることはない。だが和平交渉はシリア問題解決の唯一の現実的な道であり、関係各国は共に努力して、この流れを継続するべきだ。シリアの双方は共に信頼醸成措置を講じ、善意を示し、同じ方向に向かい、国連事務総長シリア問題特使の調停努力と歩調を合わせ、政治プロセスの継続的で前向きな発展を促すべきだ。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年2月5日