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貧困脱却の見本となった中国
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· 2021-03-04 · ソース:人民網 |
タグ: 貧困脱却;貧困削減;政治 | 印刷 |
2月25日、習近平国家主席は全国貧困脱却難関攻略総括表彰大会で重要談話を発表し、中国が貧困脱却の難関攻略戦に全面的に勝利し、現行基準下で農村の貧困層9899万人が全て貧困を脱却し、832の貧困県、12万8000の貧困村が全て貧困県・貧困村の指定を解消し、地域的な全体的貧困が解決され、絶対的貧困の根絶という極めて困難な任務を達成したことを厳粛に宣言した。
改革開放以来、現行の貧困基準で計算すると、中国では農村の貧困層7億7000万人が貧困を脱却した。世界銀行の国際貧困基準では、中国の貧困削減数は同時期の全世界の貧困削減数の70%以上を占める。とりわけ、全世界の貧困状況が依然として厳しく、一部の国で貧富の二極化が激化する中で、中国が国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の貧困削減目標を10年前倒しで実現したことは、国際社会から幅広く称賛された。国際労働機関(ILO)のライダー事務局長は、「中国は40年余りで数億人の貧困脱却に成功した。全世界がこれを無二の成果と捉えている」と指摘する。
中国は国情に立脚し、貧困削減の法則を把握し、通常とは異なる一連の政策措置を打ち出し、効果的な政策・取り組み・制度システムを構築し、中国の特色ある貧困削減の道を歩み、中国の特色ある貧困対策理論を作り上げた。ラオスのブンニャン・ウォーラチット人民革命党総書記(国家主席)は湖南省湘西十八洞村や福建省寧徳下岐村を相次いで訪れ、ターゲットをしぼった貧困者支援という中国の実践を現地で感じ取った。ウォーラチット総書記は、「中国の貧困脱却の難関攻略における成功経験は非常に貴重だ。我々は中国のやり方をラオスに持ち帰りたい」と語った。
中国は120余りの発展途上国の国連ミレニアム開発目標の実施を支援した。世界銀行の研究報告によると、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブの全面的実施によって関係国の760万人が極端な貧困を脱却し、3200万人が中程度の貧困を脱却する見通しだ。国連のグテーレス事務総長は、中国がアフリカなど発展途上国に対して、協力・ウィンウィン、共同発展という政策を取っていることに感嘆。これを世界の貧困削減事業に対する中国のもう1つの貢献だとする。
習近平主席は、「古今を通じて、これほど短期間に数億人の貧困脱却を実現した国はない。この成果は中国のものであると同時に世界のものでもあり、人類運命共同体の構築促進に中国の力を貢献した」と指摘した。新たな出発点に立ち、中国は引き続き人々全体の共同富裕という目標に向けて邁進し、国際社会と共に、引き続き貧困のない、共に発展する人類運命共同体の構築に向けてたゆまず努力していく。 (編集NA)
「人民網日本語版」2021年3月4日
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