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ともに世界の平和的発展に貢献する中国と国連(一)
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劉釗 · 2015-09-25 · 北京週報 |
タグ: ブルーヘルメット;国連;政治 | 印刷 |
国連安全保障理事会(安保理)の5つの常任理事国の1つとして、中国は終始積極的に多国間主義を主張し、支持し、実践し、国連の主旨と原則をしっかり守り、国連が国際問題処理でより大きな役割を果たせるよう後押しし、世界の平和的発展のための責任を果たし、なすべきことを実行してきた。
世界各地で活躍する3万の中国人「ブルーヘルメット」たち
戦火の中にあるマリで雨季に向けて橋梁を補修して難民を救い、レバノンとイスラエルの国境で数万個もの地雷を除去し、エボラ出血熱が猛威を振るうリベリアで流行予防研修を行った……こうした活動を行ったのは、中国から派遣された国連平和維持活動(PKO)部隊である。中国人「ブルーヘルメット」たちは、国際舞台で中国の風采を十分に示し、世界のために平和を守っている。
彼らは国連の国際関係処理、特に平和維持活動における主導的地位をしっかりと守っている。中国は国連安保理常任理事国のうちPKO要員を最も多く派遣している国であるだけでなく、その数はほかの4つの常任理事国の総和より多い。1990年にPKOに加わって以来、中国軍は相前後して24項目のPKOに参加し、PKO部隊、軍事オブザーバー、参謀官を延べ3万1000人余り派遣した。ほかにも警察要員を派遣して暴動平定や人質救出などの任務にあたらせ、選挙や行政管理の監督を行う文民専門家も派遣した。現在も、中国からPKO部隊2787名、軍事オブザーバー・参謀官89名、警察161名を含む3037名の軍事・警察要員が派遣され、10の活動地域で平和維持任務にあたっている。
中国のPKO予算分担金と分担率は年を追って増えている。国連が財政危機に直面している今、中国はPKO予算分担金の分担率を大幅に上げ、PKOに対する財政支援を増やし、国連でPKO予算分担金額が最も多い発展途上国となった。2014年の納入額は約5億1500万ドルで、分担金総額の6.64%を占め、PKO出資国のうち第6位となった。
中国政府はPKOの仕組みを改善し、PKOにおける国連の主導的役割を強化し、安保理の権威を守り、安保理は衝突対応時のすばやい反応力を持つべきであると強調し、紛争防止から平和回復、平和維持から紛争後の平和構築に至る全面的戦略を策定した。
彼らはPKO派遣地域の平和と安定を促進した。PKO参加以来、中国のPKO部隊は累計で道路約1万1000キロと橋梁約300本を建設し、修復した。また地雷及び各種爆発物9400個余りを発見し、除去した。物資110万トンを輸送し、輸送総距離は1200万キロに達した。病人延べ15万人を診察し、人道的援助も行った。
中国は今後も積極的かつ主体的にPKOに参加し、PKOという舞台で「平和を愛し、責任を負う」大国のイメージを示し、地域武装衝突の防止と解決、国際平和と安全、安定の維持、共同発展促進のためさらに貢献していく。 (劉釗 国防部平和維持センター専門家)
「北京週報日本語版」2015年9月25日
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