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真のラテンダンサーを目指して
馬力  ·   2015-11-23  ·  北京週報
タグ: 障害者;ラテンダンス;社会
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梁源鋼さん

魏菁陽さんや祝悦さんと同様に、20歳の梁源鋼さんも2007年に芸術団に入団した。その後北京東城特教学校で中学高校教育を受け、今年中国青年政治学院に合格、ソーシャル・ワーク専攻の大学生になった。

目の前のはつらつとした格好のいいラテンダンサーを見て、彼が以前は聴力障害のせいで劣等感にさいなまれた灰色の少年時代を送っていたなどと、誰が想像できるだろう。

「12歳まで、実家のある遼寧省鞍山で小学校に通っていました。ある時、何人かの同級生に後ろから腰掛で殴られました。理由は何もありません。ただ聴力障害があったからです」。同級生から何度もいじめられ、白い目で見られたことで、梁さんは自分の未来への希望を失っていたという。

後に、梁さんの母親が彼を鞍山市の少年ラテン舞踊訓練学校に入れ、ラテンダンスを習うことになった。その時から、幼い梁さんの人生にさんさんと輝く陽光が差し込むようになった。「先生は聴力障害のことを知ると、後列にいた私を1列目に変えてくれたのです。毎日のレッスンでは、手間も厭わず、手取り足取り教えてくれました。それでラテンダンスに強い興味がわき、毎日が楽しくなりました」。



2015年9月15日、北京大学の百年講堂でラテンダンスを披露する梁源鋼
さんと祝悦さん(写真提供:梁源鋼)

梁さんと祝さんは現在芸術団で唯一のラテンダンスペアだ。2人のラテンダンサーの出現に、芸術団は2人のためにラテンダンスの演目『動•聴』を創作した。これは前例のないことだった。ルンバ、サンバ、チャチャ、カウボーイダンスなどの要素を取り入れたこの演目は、芸術団の公演には欠かせないプログラムであり、最も人気があるプログラムでもある。このプログラムのために、梁さんと祝さんは半年以上も準備を重ねた。

「初めて正式に上演する前に、芸術団指導者の審査を何度も受けました。最終的に、私がつけている補聴器が見た目によくないから外してはどうか、と言われました」。それは聴力障害を持つ梁さんにとって致命的な要求だった。「補聴器がなければ、音楽の強弱が分からず、ダンスのリズムが狂ってしまい、プログラムを演じきることができません」。しかし総合的な演出効果を考えて、梁さんは補聴器を外すことを決意する。梁さんは少しずつリズムを暗記し、何度も練習を繰り返した。音のない世界で、初めて完全に心でリズムの起伏を感じ、記憶することでリズムの長短に対応した。その公演の成功は、彼に大きな自信を与えた。

青春と夢について、梁さんは自分なりの計画を立てている。勉学に適した年齢のうちに文化や知識を沢山学んで自分を高める。そして将来はラテンダンス最高レベルの試合であるブラックプール全英選手権のラテン部門に出場し、真のラテンダンサーになりたいと考えている。

「北京週報日本語版」2015年11月25日

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