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中国国際航空が中日就航50周年記念式典を東京で開催
  ·   2024-09-10  ·  ソース:
タグ: 中日就航;呉江浩
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中国国際航空股份有限公司が9月6日夜に東京で開催した中日就航50周年記念式典の様子(撮影・許可)。

中国国際航空股份有限公司が9月6日夜に東京で開催した中日就航50周年記念式典の様子(撮影・許可)

中日就航50周年を記念し、中国国際航空股份有限公司(以下、「中国国際航空」)は9月6日夜、日本の東京で中日就航50周年記念式典を開催した。式典には在日本中国大使館大使の呉江浩氏、中航集団副総経理で中国国際航空副総裁の閻非氏、元日本国内閣総理大臣の福田康夫氏、国土交通大臣の斉藤鉄夫氏、日本中国友好協会会長の宇都宮徳一郎氏、日本航空代表取締役会長の赤坂祐二氏、全日本空輸株式会社代表取締役社長の井上慎一氏、在日中国企業協会会長の王家馴氏のほか、在日中国企業協会会員や中国と日本の主流メディア、旅行会社、物流業界などの関係者約500人が出席した。人民網が伝えた。

挨拶する在日本中国大使館大使の呉江浩氏(撮影・許可)。

挨拶する在日本中国大使館大使の呉江浩氏(撮影・許可)

呉江浩駐日大使は挨拶の中で、「中日就航から50年にわたり、両国各界の力強い支持の下、中日を結ぶ路線は増え続け、コロナ感染症前における両国の往復便は毎週1400便以上に達し、中日の人的往来と相互訪問を大いに便利なものとし、両国の各分野における友好交流と実務協力を強く後押ししてきた。中国国際航空は機体に中国の国旗を掲げるフラッグキャリアとして、中日民間航空市場の全面的回復を牽引する重要な役割を果たしてきただけでなく、近年においては五輪の際などの重要な輸送任務を担い、両国各界から高く評価された。両国民が中日を結ぶ航路を利用し、双方向から歩み寄り、積極的に対面交流することで、相互理解と信頼を増進し、中日関係の発展のためにさらに強固な民意的基盤を築くよう期待している」とした。

閻非中国国際航空副総裁は挨拶の中で、中日就航のこれまでの歩みを回顧し、今後の展望を語った。そして、「1974年9月29日に中日就航が正式にスタートしてから、中国国際航空は50年間にわたり、初心を忘れず、専心して取り組んできた。現在、中国国際航空およびそのグループ会社である深セン航空、山東航空、マカオ航空は、日本と旅客輸送便数を毎週508便まで回復させており、中日両国の交流と相互訪問に貢献している。また、中国国際航空は『安全第一』の理念を貫き、社会的責任を積極的に果たしてきた。またオリンピック支援輸送などの重要な輸送任務において、高い評価を得ている。今後は中日路線のさらなる発展を目指し、両国の文化交流と友好な人的往来に新たな貢献を果たしていく」とした。

挨拶する元日本国内閣総理大臣の福田康夫氏(撮影・許可)。

挨拶する元日本国内閣総理大臣の福田康夫氏(撮影・許可) 

福田康夫元首相は挨拶の中で、中日就航50周年に祝いの言葉を述べ、「半世紀前に日中両国は国交を正常化し、日中平和友好条約を締結し、両国の友好に関わる人々はそのために重要な貢献を果たした。その後、日中両国を結ぶ航路が就航したことで、両国の人的往来と貨物の往来が日に日に盛んになっていった。今後、日中を結ぶ航路がより重要な役割を果たし、両国関係を前進させ続けていくことを期待している」とした。

斉藤鉄夫国土交通大臣は挨拶の中で、「日中は一衣帯水の隣国で、観光交流の促進は、両国の経済成長に加え、国際相互理解の向上や、相手国とその国民に対するイメージの向上に資する有効なツールだ。今後は各地域独自の観光資源を活かした『地方への誘客促進』が重要で、それを支えるのは、特に地方直行便の就航をはじめとする航空ネットワークの充実だ。日中間の航空ネットワークが広がり、両国の交流と協力がより一層続いていくことを期待している」とした。

乾杯の音頭を取った在日中国企業協会の王家馴会長は、「中国国際航空日韓地区支社は、在日中国企業協会の重要なメンバーで、副会長と航空輸送協会の会長も兼任している。在日中国企業協会は、中国国際航空を含む中国の全ての航空会社と共に強力な空港輸送グループを作り上げ、日本の航空会社各社と共に協力し、ウィンウィンを目指し、手を携え、新時代の輝かしい未来を創造して、航空事業の新たな章を綴っていく」とした。

また式典会場では、中国の獅子舞チームと日本の太鼓チームのセッションによるパワフルでリズミカルなパフォーマンスが披露されたほか、中日の演奏者5人による日本の有名歌謡曲「空港」と「世界に一つだけの花」の演奏、さらには著名ダンスパフォーマンスアーティストの張屹さんによる中国の書道とダンスを組み合わせた特別プログラムも披露された。

記念撮影をする来賓(撮影・許可)。

記念撮影をする来賓(撮影・許可)

1974年4月、中日両国は「中日航空運輸協定」を締結し、同年9月29日には、中日で初となる相互飛行航路が正式に開通した。そして中国国際航空の前身である中国民用航空北京管理局が運航したCA 925便は北京から日本に向けて飛び立ち、中日友好交流の新たな章を開いた。この初便のフライトナンバーは現在まで使用され続けている。

1988年に中国国際航空公司が設立すると、中国国際航空は両国間の航路ネットワークを拡大し続けてきた。現在、中国国際航空にはグループ会社として深セン航空、山東航空、マカオ航空を含む計11社の子会社があり、航空機933機を運用し、6大陸、43の国と地域に向けて国際線およびリージョナル線113路線を運航している。中国国際航空公司日韓地区支社はその本部を日本の東京に置き、東京と大阪、名古屋、福岡、仙台、広島、札幌、沖縄の8都市に営業部を設置して、日本国内の9つの空港をカバーし、中国の主要都市までの直行便を運航している。2019年、中国国際航空系列の旅客輸送便数は毎週540便に達した。新型コロナウイルスの流行後、中国国際航空の日本における全ての路線は急速に回復し、現在、旅客輸送便数は毎週508便まで回復し、週平均延べ4万7000人の中日を往復する乗客を輸送している。

中国国際航空は、日本に関わる航路の輸送力投入の規模もさらに拡大していくことで、北京-東京間、北京-大阪間、上海-大阪間などの路線の増便と新たな路線の開拓を計画的に推進し、中日の文化交流に新たな活力を注ぎ、中日友好の発展にプラスのエネルギーを注いでいく。

今回の式典は、中国国際航空公司が主催し、在日本中国大使館と在日中国企業協会が協力した。(編集TG)

「人民網日本語版」2024年9月9日

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