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北京で浮世絵の展覧会が開催 「神奈川沖浪裏」など約100点を展示
本誌記者・李一凡  ·   2021-03-29  ·  ソース:北京週報
タグ: 浮世絵;北京;中日交流
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中国文物交流センターと北京中創文旅文化産業集団の共同主催による「遇見浮世・博覧江戸 江戸時代浮世絵原版珍蔵展」がこのほど、北京の今日美術館で開幕した。「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」など原版摺りの浮世絵約100点が展示されている。

今日美術館で「神奈川沖浪裏」を撮影する来場者(撮影・李一凡)

同展では江戸の都市文化を切り口として「入城」「入室」「入魂」という3つのパートに分け、「入城」では江戸の全容、「入室」では江戸の庶民生活、また「入魂」では日本の妖怪や歴史にまつわる物語を展示している。

今日美術館で浮世絵を鑑賞する来場者(撮影・李一凡)

また、会場には桜の木、茶室などの特設スペースやインタラクティブエリアが設置されており、来場者がさまざまな視点で浮世絵を鑑賞できるよう工夫されている。

特設スペースで記念写真を撮る来場者(撮影・植野友和)

北京中創文旅の責任者は「本展を通じて多くの来場者が浮世絵のことをより一層知り、日本の民俗文化を体験し、中日両国が持つ『一衣帯水』の文化的つながりを感じてもらいたい」と述べた。

インタラクティブエリアで浮世絵と写真を撮る来場者(撮影・植野友和)

同展は5月6日まで開催され、5月18日から上海の世博会博物館でも行われるなど、中国各地で巡回展の開催が予定されている。

「北京週報日本語版」2021年3月29日

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