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「さくらサイエンスプラン」発起人・沖村憲樹氏
  ·   2018-01-18  ·  ソース:
タグ: 中日;科学技術;中日交流
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記者:中日女性科学者会議がここ2年間再起動し、中日両国で科学技術者の訪問団を相互派遣しています。こうした人的交流が発揮する役割とは?

沖村氏:交流は人と人が交流することが原点だという考えから、「さくらサイエンスプラン」の他にも、「日中大学フェア&フォーラム」という大学同士の交流もやっています。「さくらサイエンスプラン」でようやく知り合え、そして徐々に大学同士で交流が始まったこの状態から、その交流をもっと活発にするための施策と工夫が必要だと考えています。そのため、こうした人的交流にはもっと力を入れていきたいと思っています。

記者:中国のここ数年の発展の変化と中日科学技術交流の現状は?

沖村氏:科学技術振興機構の理事長を始めてから、18年にわたり日中交流に携わっていますが、その中で得た結論は先ほども述べたように中国の科学技術はもう日本を抜き去っているということ。その原因は中国政府が科学技術を最も重要な政策と考えている点です。毛沢東主席の時代から、中国の科学技術政策重視の姿勢が始まっており、その姿勢にともない、第13次5カ年計画という素晴らしい計画があり、膨大な行政組織ができあがり、しかも中央政府だけでなく、地方政府に至るまできちんとした組織ができあがっています。さらに、近年は財政的にも豊かになり、非常に潤沢な資金が流れています。この財政比率は日本の5倍以上、アメリカに比べても高いのです。こうした科学技術重視の姿勢を続ける限り、中国は必ず世界に冠たる科学技術大国になるでしょう。日本は今後、中国の隣国としてもっと密接に交流していかなければ、日本の将来は無いと思っています。そういう思いから18年間ずっと日中交流に関わってきたのですが、まだまだだと感じており、これからもこうした活動に大いに力を注いでいきたいと思っています。中国の皆さんのご協力と、メディアとしての影響力をもつ人民網にもご協力をお願いいたします。(文・玄番登史江)

「人民網日本語版」2018年1月18日

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