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劇団四季ミュージカル「人間になりたがった猫」中国語版が初演
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· 2017-06-26 · ソース: |
タグ: ミュージカル;中日両国;中日交流 | 印刷 |
劇団四季の吉田智誉樹社長(左)、田中浩一専務取締役
劇団四季のファミリーミュージカル「人間になりたがった猫」が23日、北京の保利劇院で記者会見を行うとともに、中国初演の幕を開けた。横井裕在中国日本国大使、劇団四季の吉田智誉樹社長、田中浩一専務取締役(営業・広報宣伝担当)、著作権を保有する米国のシオバン・リアドンさんが記者会見に出席するとともに、初演の舞台を見守った。人民網が伝えた。
「人間になりたがった猫」は劇団四季による有名なミュージカル作品で、1979年の東京での初演以来、2千回近く上演されている。今回の中国語版は、中国国内と海外のトップレベルの人材が集まるチームが新たに設計制作したもので、セリフから舞台演出まですべて徹底的な現地化を達成し、中国の観客にできる限り寄り添おうとしている。「中国ミュージカルの母」と呼ばれる鈕心慈氏は、「このミュージカルは中国でミュージカルが現地化を遂げるプロセスの中で一里塚の意味をもった作品だ」と評価する。
吉田社長は会場で、「4月に制作記者会見で『可愛い娘を嫁に送り出すような気持ち』と当時の心境を述べた。本日また北京にやって来て、今の心境は娘が嫁ぎ先で幸せに暮らしているかと思うのに似ている。娘が中国のみなさんに心から愛されているだけでなく、『夫の国』の文化にとても親しみ、寄り添い、そして大きく成長しているのを見て、心から嬉しく思いホッとしている。私の師匠である浅利慶太先生は以前、中日両国の文化芸術交流は政治や経済の先を行き、より深く、より長期的に行われると話していた。私は今日、この言葉に深く思いをはせた」と述べた。
舞台の上演時間は2時間ほどで、絢爛豪華な舞台デザインとマルチメディアの絶妙な組み合わせが、観客に自分もミュージカルの世界にいるような臨場感を与える。北京公演は今月25日までで、7月15日からは上海で上演される。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年6月24日
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